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[発表会見]2016.10.25

11月の関西はタイトマッチ目白押し

 大阪市内の六島ジムで25日、六島ジムと森岡ジムが11月23日(水)、住吉スポーツセンターで合同開催するイベント「You will be Chanpion /Art of Boxing」の参加選手の追加発表会見が行われた。六島ジムからは日本バンタム級12位の向井寛史(30)と13年度全日本新人王で日本フライ級12位の坂本真宏(24)がそれぞれWBOアジアパシフィックタイトル戦。森岡ジム所属のWBC世界ユースバンタム級王者・丸田陽七太(19)が初防衛戦を行うことが発表された。
枝川孝会長
 会見の冒頭、枝川孝会長は「11月23日は住吉スポーツセンターで5大タイトルマッチを行うことになりました。先月会見した太尊康輝と細川貴之に続いて、WBC世界ユースチャンピオンの丸田陽七太選手も対戦相手が決まりました。それとうちからは向井寛史がスーパーフライ級に戻してWBOアジアパシフィック王座決定戦、そして坂本真宏はフライ級でWBOアジアパシフィックを戦います」とビックイベントになることを発表した。
向井寛史(30)
 実に5度目のタイトル挑戦が決まった向井はWBOアジアパシフィックスーパーフライ級3位のインタノン・シッチャモアン(タイ)と王座決定戦「11月23日には試合するようには聞いていたので体調も整えていました。僕は今回が5度目のタイトルマッチとなるのですが、今まで全部失敗してきて年齢も30歳。12月には31歳になるので、30歳のうちにタイトルを獲っておくことを目標にして、なんとかベルトを巻いて、次へ行けるようにアピールしたいと思います」と落ち着いた様子で語った。
坂本真宏(25)
 初タイトル挑戦となる坂本はWBOアジアパシフィックフライ級4位の木村翔(青木)と王座決定戦に臨む。「今回の話を聞いたときは正直驚いて、新人王獲ってすぐにこんなチャンスがくるとは思っていませんでした。こんなチャンスは絶対ないので、アジアタイトルを獲って世界ランキングをものにしたいです」と目を輝かせた。
丸田陽七太(19)
 初防衛戦の丸田はフィリピン同級10位のジョー・テホネス(比)を迎える。「初めてチャンピオンとしてリングに立つので、しっかりオーラを出して、強いボクシングで王者らしく勝ちたいです。課題は前戦より、もっと「陽七太、強くなったな』と思ってもらえるようにしたいです」と意気込みを語った。丸田は「今朝、姉に赤ちゃん(想空(そら)ちゃん)が生まれました。イケメンボクサーと言ってもらっていたのですが、おじさんボクサーになりました」と喜びの報告をした。

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