ボクシング界初のビールかけ

　神戸市内の神戸サウナ&スパの特設会場で17日、WBC世界スーパーバンタム級新王者の長谷川穂積(35=真正)の5年半ぶりの王座返り咲きを祝ってボクシング界では初となる祝勝ビールかけが開催された。長谷川の後援会関係者、友人総勢50名を集めて行われたビールかけは400本のビールを30分ほどでかけ合い、喜びを分かち合った。

　ビールかけ後に囲み取材に応じた長谷川は「本当に僕がチャンピオンじゃない時から応援してもらっている方々と出来て良かったですね。目が痛いのと、日焼けしたので肌が痛いですけど」と喜びを語った。今後については「また発表できる時にします」と名言を避けたが「またこんな機会があったら参加したいですね」とボクシング界では初となるビールかけに改めて王者返り咲きの喜びを感じた様子で語った。

　このビールかけの発起人である漫画家の高橋ツトム氏(51)は「3年くらい前に神戸サウナで一般の方がビールかけをする企画があると知って長谷川君に聞いたら是非やりたいってことだったので企画しました。彼が王者でなくなった時に去っていった人もいるけど、今日集まってくれた人たちはずっと長谷川君を支えてくれた人たちですからね。良かったですね」と笑顔でサウナへ移動した。

「ビール掛けはみんなが主役」by 長谷川穂積(真正)。