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[試合後談話]2016.9.19

熊本で新人王西軍代表準決勝

 フートバル熊本で19日、各階級の西部日本と中日本の新人王が激突。勝者は西日本新人王との対戦に駒を進め、この勝者が西軍代表として、東軍代表と全日本新人王を競う。全日本新人王に輝くと日本ランキングの15位が確約されている。(※ランキングの最下位が14位以内の場合は一番下位のランカーとして登録される)
中村祐斗(19=市野)
 バンタム級は松ヶ谷貴志(24=橋口)と中村祐斗(19=市野)が初回から激しい打ち合いを展開。左フックでダウンを奪った中村がレフェリーストップで4連勝を飾った。「ダウンを奪った左フックは狙ったもの。パンチが強いのだけが取り柄(笑)。大晦日の負けが今に生きている。次の相手は西のMVPだけど、"ど突き合い"は望むところ」。
小田翔夢(18=琉球)
 ライト級はサウスポーのミゲル・オカンポ(29=緑)がワンツーを決めペースを握ったかに思われたが、現役高校生プロボクサーの小田翔夢(18=琉球)の右ボディが決まり先制のダウンを奪うと2回に強烈な右ストレートで試合を決めた。「スパーリングパートナーはトレーナーだけだけど練習したことをそのまま出すことができた。あと2回勝って全日本を獲りたい」。
吉開右京(19=島袋)
 スーパーライト級はスイッチを繰り返して主導権を掴んだ吉開右京(19=島袋)がプレスをかけて反撃する斉木新悟(34=コパン星野)に2回、右フックのカウンターでキャンバスに沈めた。「元々右利きなのだが、(相手は)サウスポーが苦手そうだったので今回の試合からサウスポーの練習もした。最後の右フックは手応えがあった。比嘉さん(比嘉大吾=OPBFフライ級王者)のような勢いのある攻撃をみせていきたい」。

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