女子世界戦は日豪美人対決

　兵庫県三田市内の三田ホテルで19日、明日のWBO女子世界ライトフライ級王座決定戦に臨む前東洋太平洋王者の竹中佳(30=高砂)とWBOアジアパシフィック王者のルイサ・ボルトン(豪)が揃って登壇した。

　調印式後に行われた会見で竹中は「とうとうこの日がやってきたなっという気持ちです。ホルトン選手は出入りが激しいボクシングをする印象です。せっかくオーストラリアから来ていただいたんですけど、ベルトを持って帰らすわけにはいかないので、必ずベルトは(地元の)高砂に持って帰ります。応援よろしくお願いします」と落ち着いた様子で語った。
　両者は黒色の日本製8オンスのグローブを選択した。

　続いてホルトンは「私の家族や、子供のために必ずベルトをオーストラリアに持ち帰りたいと思っています。明日はアグレッシブな試合をしたいと思っています、応援よろしくお願いします」と笑顔で語った。

　続いて行われた前日計量では、竹中が48.7kgの200gアンダーでパス。ホルトンは48.3kgの600gアンダーで無事にパスした。 ■検診結果
竹中佳(高砂)
脈拍:62/min
血圧:108/80mm/Hg
体温:36.7°C

ルイサ・ホルトン(豪)
脈拍:59/min
血圧:119/83mm/Hg
体温:36..8°C

■オフィシャル陣
レフェリー:ダンレックス・タップダサン(比国)
ジャッジ:ワレスカ・ロルダン(米国)
ジャッジ:サルビン・ラグンバイ(比国)
ジャッジ:リン・カーター(米国)
立会人:レオン・パノンシーリョ(米国)