5、6月度月間賞表彰式

　21日、後楽園ホールで開催された「東日本新人王予選」で5月度、6月度月間賞の表彰式が行われ、5月度敢闘賞を受賞した日本スーパーバンタム級12位相馬圭吾(31=三迫)、同じく敢闘賞の日本スーパーウェルター級6位松永宏信(28=横浜光)、6月度敢闘賞を受賞したOPBF東洋太平洋フェザー級王者の三好喜美佳(32=川崎新田)、新鋭賞の日本フライ級6位藤北誠也(三迫)がリングに上がり日本プロボクシング協会より表彰された。

　5月12日に日本ランカーの芹江匡晋(伴流)に判定勝ちでランキング入りを決めた相馬は「ボクシングでこのように評価されたのは初めてのことなので素直にうれしい。ファンの皆さまに支えられてリングに上がっている。試合を組んでくれた会長やマネージャー、試合を受けてくれた芹江選手に感謝しています。今後とも応援のほどよろしくお願いします」と声を弾ませた。

　5月19日に元日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)を5ラウンドTKOに下しての受賞となった松永は「今回このような賞をいただき大変光栄に思っています。昨年5月に新鋭賞、そして今回は敢闘賞をいただけたので次はMVPという大きな目標を持って日々精進していきたい。本日はありがとうございました」と会場の観客に頭を下げた。

　6月20日に日本フライ級2位の阪下優友(角海老宝石)を6ラウンドTKO勝ちで3度目の正直でランク入りを果たすとともに新鋭賞に選ばれた藤北は「今まで人前で賞をもらうことがなかったのでうれしい。いつか敢闘賞、月間MVP、さらに年間MVPを獲れるような立派なボクサーになっていきたいので応援よろしくお願いします」と飛躍を誓った。

　6月7日にカイ・ジョンソン(T&H)との激しい打撃戦の末、東洋太平洋3階級制覇を達成した三好はこの日は所要のため欠席。代理で賞を受け取った新田渉世会長が「敢闘賞という素晴らしい賞を女子の選手でもらえて感謝しています。8月13日にオーストラリアで大きな試合を控えています。一生懸命に頑張りますので今後とも三好をよろしくお願いします」とコメントを残した。

　なお、5月度はMVP、新鋭賞は該当者なし、6月度はMVPは該当者なしとなった。