頑張れ!石田順裕

　今年9月、WBA世界スーパーウェルター級正規王者ミゲール・コット(プエルトリコ)は、暫定王者・石田順裕(金沢)と王座統一戦を戦うことなくスーパー王者へ昇格。これにより、空位となった正規王者の座を懸け、暫定王者・石田はWBA世界同級9位リゴベルト・アルバレス(メキシコ)と雌雄を決する。
　10月9日、日本ボクシング界の期待を背負い、敵地メキシコ・グアダラハラでのWBA世界スーパーウェルター級正規王座決定戦に挑む石田順裕に、日本・東洋の重量級王者が激励メッセージを送った。

日本ウェルター級王者
加藤 壮次郎(協栄)
「石田さんとは、僕がスーパーウェルターで日本ランクに入った時にスパーをしたことがあるんです。石田さんは距離を取って戦う選手。距離を活かしてアルバレスを破って正規王者になってもらいたい。そうすれば日本の重量級も盛り上がるし、みんな石田さんをターゲットとして狙うでしょう。当然、僕も狙わせて頂きますんで(笑。石田さん、頑張って是非正規王者になって下さい。昇格してターゲットになって下さい。日本のボクシング界をドンドン活気づけて欲しいです」

日本・東洋Sウェルター級王者
チャーリー太田(八王子中屋)
「両者共にコンディションが良さそうだから、良いマッチになると思うよ。対戦相手はBig guyだから体格差を利用してパワーで押してくるだろう。石田はフットワークとテクニックで良いボクシングをする必要がある。この戦いは石田にとって、ビッグステージに登るチャンスだから是非頑張って欲しい。グッドラック!」

東洋太平洋Sミドル級王者
清田 祐三(F赤羽)
「アルバレスに勝って正規王者になって欲しいですね。日本の重量級を世界にアピールして下さい。石田さんとは会場で会って話をした位なんですが、同じ日本の重量級として期待しています。敵地メキシコでの戦いですが、日本人の重量級が充分通用するってところをメキシコだけでなく、世界にも見せつけてやって下さい。石田さんが正規王者になって日本に凱旋することを期待しています!」