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[試合後会見]2016.4.12

3度目の対戦の結末は?

 12日、後楽園ホールで開催された「オーバーヒート・ボクサーズナイト」のメインイベントはOPBF東洋太平洋スーパーミドル級タイトルマッチ。チャンピオン清田祐三(32=フラッシュ赤羽)の4度目の防衛戦が行われた。今回の挑戦者は同級3位で3度目の対戦となった松本晋太郎(31=ヨネクラ)。前日計量では「もらわずに打つ」をテーマに挙げて試合に臨んだ清田。どのような戦いをみせたのか――。
ついに清田に勝った!
 ジャブの差し合いで始まったこの試合は、初回こそ静かな立ち上がりとなったが2回、三度目の正直を狙う松本の右ストレートがヒット。清田のバランスを崩すと、その後も松本のジャブが冴えわたりポイントを連取した。4回終了時の公開採点は三者ともに39-37とリード。松本は7回に偶然のバッテイングで左目の上をカットしたがリズムのある攻撃を続け清田を苦しめた。この日の清田は体に力が入らないのか松本のパワーに押される場面を作ってしまう。8回終了時の公開採点でも0-2で松本がリードを保った。迎えた9回、バッティングで負傷した松本の傷が悪化し3回目のドクターチェックの後、レフェリーが試合続投を断念した。これにより、勝敗はジャッジに委ねられ、負傷判定で、松本が新チャンピオンに輝いた。
調子は悪くなかったが…
 2013年7月の世界戦以来の敗戦となった清田は「せっかくトレーナーに見てもらったのに不甲斐ない。作戦に甘さがあった。相手の気持ちが強かった」とサバサバした表情で反省を口にした。「3度目の対戦で正直モチベーションが上がらなかった。でも言い訳にしかならない」と語った清田。今後に関して「これからもう一度立て直す気力はちょっとない」 と現役続行には言葉を濁した。
ヨネクラジムに8年ぶりにベルトが帰ってきた
 一方、3回目にしてリベンジ達成とベルトを手にした松本は「常にリラックスした状態からリズムを止めないで左を突く作戦だった。挑戦者だったので攻めないと勝てないと思っていた」と喜び、感無量といった様子。「これで負けたら辞めるつもりの覚悟だった。これからのことは会長やマッチメーカーに任せる。来るもの拒まず」と声を弾ませた。トレーナーに転身して3年目で初の王者を育てた嶋田雄大氏は「いつもはどんくさいところがあるけど、今までの中では良い出来だった。チャンピオンがいて当たり前のジムだからここまでくるのが長く感じた」と愛弟子の栄冠に目を細めていた。
採点表
 3月11日に開催された東洋太平洋・日本ミドル級タイトル戦で、チャンピオン柴田明雄(ワタナベ)がまさかの敗退。大波乱が起こったばかりの中量級。今年は重い階級が動く。17日は大尊康輝(六島)がWBCユースミドル級王座決定戦に挑む 。こちらも注視したい。

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