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[試合結果]2016.4.10

パッキャオvsブラッドリー決着戦

 21世紀に入ってからボ世界のボクシングシーンをリードしてきた6階級制覇のスーパースター、マニー・パッキャオ(37=比)のラストファイトが9日(日本時間10日)、過去1勝1敗のライバル、前WBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(32=米)を相手に米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われた。パッキャオは有終の美を飾ることができたのか。 ※パッキャオ対ブラッドリーは11日(月)夜9時からWOWOWライブで放送
追い風となったダウンシーン
○マニー・パッキャオ(比)
12回判定(3対0)
×ティモシー・ブラッドリー

 赤のグローブを着用したパッキャオがリング中央で圧力をかけ、白グローブのブラッドリーが左右にステップするというかたちでスタート。サウスポーのパッキャオは左を伸ばしたいが、ブラッドリーが右を狙っているため迂闊に打てない。序盤は牽制し合う場面が多く頭脳戦に終始した感があった。4回になるとブラッドリーが積極的に打って出たが、パッキャオも応戦。ほぼ互角の展開ながら、試合そのもののペースが上がった。優劣の見極めが難しい展開が続くなか、5回にパッキャオが左ストレートをヒットして勢いづいた。ブラッドリーも左フックをカウンターで合わせたが、パッキャオは怯まなかった。6回、パッキャオが左で飛び込むが、ブラッドリーはしっかりとブロック。手の内を知り尽くした者同士だけに、相変わらず振り分けの難しい一進一退の攻防が続いた。7回、パッキャオが飛び込んで左から右を浅く当てるとブラッドリーはロープ際でバランスを崩し、両グローブをキャンバスにタッチ。トニー・ウィークス・レフェリーはこれをノックダウンと判断して8カウントを数えた。
これで勢いづいたパッキャオが続く8回も攻勢に出たが、ブラッドリーは有効打は少ないものの回転の速い左右の連打で反撃した。9回、パッキャオが左フックからさらに左を小さくフォローするとブラッドリーは腰から崩れ落ちて後方に一回転、今度は誰が見ても明らかなダウンとなった。流れに乗ったパッキャオ、余裕のできたパッキャオ。勝負の行方が見え始めた10回、ブラッドリーが右を好打するシーンがあったが、流れを変えるほどのものではなかった。11回、場内からは「マニー」コールが湧き起こったが、その期待に反してリング上では見合うシーンが多くなり、再び優劣の見極めが難しい展開となった。最終回、ブラッドリーが果敢に攻めて出たが、8回と9回に背負った借金を清算することはできなかった。
 採点はジャッジ三者とも116対110でパッキャオに軍配をあげた。来月、フィリピンの上院議員選挙に出馬するパッキャオは66戦58勝(38KO)6敗2分。リング上でマイクを向けられたパッキャオは「これが最後の試合」とあらためてラストファイトであることを強調。そして「ダウンを奪ったのはカウンターの左アッパー、ストレートだったと思う。ブラッドリーは前の2回よりも強くなっていた」と話した。インタビュアーが「まだ戦えるのでは?」と話を振ると「フィジカル面ではやれるけれど、でも、フィリピンの人のために(引退を)判断したんだ。これで終わりだ」と念を押した。この試合でWBOインターナショナル・ウェルター級王座を手に入れたが、これは即返上ということになりそうだ。敗れたブラッドリーは37戦33勝(13KO)2敗1分1無効試合。リング上でインタビューを受けると苦笑いを浮かべながら「現実じゃないみたいだ。全力を尽くしたがパッキャオの方が私よりも早くて巧かった」と敗北を受け入れた。
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