3/5、比嘉はユース王座V2戦へ

　14年6月にデビュー以来、破竹の8戦全勝8KOとパーフェクトレコードを持つWBCユース同級王者の比嘉大吾(20=白井・具志堅)が、3月5日(土)の後楽園ホールで2度目の防衛戦を行う。

　挑戦者は東洋太平洋同級15位ロメル・オリベロス(20=比)。来日は今回が2度目となり、昨年12月の前回は奥本貴之(グリーンツダ)にフルマークの判定負けで初の黒星が付いたが、粘り強い攻撃が持ち味のタフな相手だ。

　比嘉は昨年7月にタイで無敗のコンファー・CPフレッシュマートと決定戦を争い、7回に連打でコンファーを沈め王座を獲得。11月にはOPBFランカーのレンレン・テソリオ(比)を10回TKOで葬り、初防衛に成功した。日本ボクシング界の伝説、具志堅用高会長と同じ沖縄出身のフライ級のホープは、レジェンド譲りのパワフルな連打で今回もKO勝利を目指す。