高橋トレーナーに最高の栄誉

　1年間で最も功績のあったトレーナーを称える「第26回 エディ・タウンゼント賞」の表彰式が28日に後楽園ホールで行われ、昨年10月に米国シカゴで亀田興毅の挑戦を退け、2度目の防衛に成功したWBA世界Sフライ級王者の河野公平(ワタナベ)を担当する高橋智明トレーナーに栄誉ある賞が贈られた。

　エディ・タウンゼント氏を偲ぶ会より表彰された高橋氏は、ワタナベジムの会長をはじめ選手、スタッフ、何よりも7年間に渡る単身赴任を許してくれた妻子に感謝し、「これからも栄誉ある賞に恥じぬよう頑張りたい」といっそうの精進を誓った。

　また、一緒にリングへ上がった河野は「ボクシングを一から教えてくれたトレーナー。高橋さんがいなかったら世界チャンピオンにはなれていなかった」と感謝し、恩師を祝福した。今後も高橋氏と河野、二人三脚での活躍に期待したい。