マチェカ「僕はクレバー」

　神戸市内の真正ジムで8日、長谷川穂積(34)と57.6kg契約10回戦に臨むカルロス・アンドレス・ルイス・マチェカ(メキシコ)と多田悦子(34)とIBF世界女子ミニフライ級王座を争うカレリー・ロペス(メキシコ)が揃って練習を公開した。試合は12月11日(金)、神戸市中央体育館で午後5時30分から第1試合開始。

　来日4日目のマチェカは「日本にきて調子も良いし早く試合がしたい。ハセガワはもう落ち目だし歳もいっている、僕は彼に勝って名をあげたいと思っている。僕はクレバーなボクサー、7ラウンドくらいにKOできると思うよ」とKO宣言。

　続いてロペスは「日本はとても綺麗で人も親切だ。とても気に入っている。タダとの戦いには距離がキーポイントだと思う。でも、前半見たら後半倒せると思う。頑張ります」と笑顔で語った。

　山下正人会長は「長谷川の相手はパワーはないけどまとまっているな。シャドー見る限りアッパー系を警戒しているけど、長谷川のストレート系はあたると思う。問題ないやろ。キャリアも経験もこちらがあるわけやから。えっちゃん(多田悦子)の相手はパワーはありそうやね、前半距離をしっかり取ってしっかりボクシングしたら大丈夫」と自信をみせた。

　両者は試合の時間に合わせて午後7時から本格的な練習を予定しているため公開練習は10分ほどのシャドーを見せると笑顔で帰路についた。