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[試合後談話]2015.11.22

丸田の初戦

 住吉スポーツセンターで22日行われた六島ジムのイベントのアンダーカードには、セミファイナルで大型新人の丸田陽七太(18=森岡)がデビュー戦を行った。さらに、IBF世界スーパーフェザー級15位の仲村正男(27=渥美)と日本スーパーフェザー級2位につける杉田聖(25=奈良)も出場。それぞれ試合後に話を聞いた。
今日は59点
 世界ランカーを迎えてデビュー戦を行った丸田陽七太(18=森岡)は長いリーチを生かして序盤からペースを握ると、多彩なコンビネーションを披露し非凡な才能を遺憾なく発揮。しかし、最終6ラウンドはカノイの粘りにあい、右ストレートをいなしきれずプロの洗礼を浴びる場面もあった。
 判定勝利でデビュー戦を飾った丸田は「練習でも8オンスでやっていましたし、最後まで相手のパンチは効いていませんでした。周りから「世界ランカーは早い」と言われていたんですけど、会長をはじめジムのスタッフもいつも「いける」と言って励ましてくれて、それを証明できて本当に良かったです。今日は良く言って59点。最終6ラウンドは疲れてしまって足が動かなかったし色々な課題はみえました。また練習を頑張ります。ちょっとアップし過ぎました」と笑顔で初戦を振り返った。
ジェイソン・カノイ(比)
 両目の上を治療し控え室に戻ったカノイは「マルタはとても強かった。必ず世界には行くだろう。スマートなボクサー。負けは認める」と笑顔でコメント。
仲村正男(27=渥美)
 アンダーカードに出場した仲村正男(27=渥美)はタイ人ボクサーを相手に2ラウンドKO勝ちを収めると「んーー。今日はまあまあでしたね。早かったのでね。来年さらに強い仲村正男を見せたいと思います。これからも上を目指して頑張ります」と汗をぬぐった。
杉田聖(25=奈良)
 続いて同じくアンダーカードでフィリピン人を相手に3ラウンドTKO勝利を収めた杉田聖(25=奈良)は試合後「練習してきたことが全然出せなかった。相手のジャブが伸びてきたので見過ぎてしまいましたね。今日は20、30点ですね。また、来年頑張ります。今日はありがとうございました」と笑顔で控え室に戻った。

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