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[試合後会見]2015.11.22

大阪でも激戦

 大阪市内の住吉スポーツセンターで22日、六島ジムのイベントのメインでは東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチが行われた。王者でベテランのデニス・ローレンテ(38=比)に元日本同級王者で東洋太平洋同級1位の細川貴之(30=六島)が挑んだ。
ジャブでペースを握った細川
 試合は挑戦者の細川が戦前立てていたプラン通りの展開となった。サウスポー同士の戦いは初回から細川がジャブを連打し足を使って王者のローレンテをかわす展開。王者のローレンテは大きく踏み込みと左ストレートを伸ばすが足を使う細川が遠く苛立ちをみせる。効果的にジャブをあてる細川が終始試合をコントロールし終了のゴングが鳴った。判定は(2-1)で細川が新チャンピオンのコールを受ける結果となった。
細川と枝川会長
 新チャンピオンになった細川は控え室にもどると「奥歯が折れました。ローレンテはメッチャパンチがありました。でも、勝ちは勝ちなのでホンマに嬉しいです。(世界の)ランキングもこれで上がると思うので会長と一緒に世界へ行きます」と喜びを語った。
 六島ジムの枝川孝会長は「作戦通りやな、細川はこれしかできへんから最後までやれてよかった」と満足そうに語った。
悔しい
 一方、悔しい敗戦となったローレンテは「細川はパンチもパワーもなかった。悔しいし、寂しい、僕が勝っていたと思う。すぐにでもリターンマッチをさせてもらいたい。本当に寂しい」とうなだれた。
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