美熟女軍団が応援

　東洋太平洋スーパーウェルター級1位の細川貴之(30=六島)が11日、所属する六島ジムで次戦の東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチに向けて練習を公開した。この日の練習には、11月22日(日)に大阪市内の住吉スポーツセンターで開催される六島ジムのイベントのメインで行われる予定のタイトルマッチに華を添える美熟女軍団も応援に駆けつけた。

　38歳から52歳の美熟女軍団6人を前に2ラウンドのスパーリングに臨んだ細川は、試合のために六島ジムが招聘した元WBOオリエンタルウェルター級王者で現在東洋太平洋同級8位のレックス・ハカ(32=比)を相手に押されながらも右ジャブで牽制し左ストレートをクリーンヒットしていく。1ラウンドの中盤、ハカのプッシングにバランスを崩し尻もちをつく場面もあったが順調な調整をみせた。

　練習後、会見を行った枝川孝会長は「先日、(前原)太尊は負けはしたけど華のある試合をした、その点、古株やけどこいつ(細川)は華がないから、華のあることをせなあかんということで美熟女の方に当日13人来てもらって華を添えてもらうことになりました。そこで華のある試合をしてほしいという思いで今日も集まってもらいました」と美熟女の登場を説明した。試合当日は、美熟女がドレスを着て細川の入場に華を添えるとのことだ。

　続いて細川は「みんなで華やかに、俺も華やかに登場して、世界に行けるようにしっかりとした試合をしたいと思います」と語った。今日の練習の内容については「今日は、ハカが美熟女の方が来てるので張り切っていて、それに付き合ってしまいました」と反省。次戦に向けては「(デニス)ローレンテの直近の試合を映像で見たのですが、WBOの2位とやっても10ラウンドまでやっていましたし、タフだと思います。出入りをしっかりして右ジャブをあてて後半には倒しに行きたいと思います。付け入る隙はありました」と自信をみせた。

　スパーリングパートナーのハカは「ホソカワは今はまだ80%の出来だと思うが、試合までには100%になるだろう。左のストレートとフックは強い。ローレンテは良い選手だが、ホソカワが勝つと思う」と細川の調整に太鼓判を押した。