メイウェザー 146Pでパス

　WBA、WBC世界ウェルター級タイトルマッチの計量が11日(日本時間12日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドで行われ、両団体の王者フロイド・メイウェザー(38=米)、WBA暫定王者アンドレ・ベルト(31=米)とも無事にクリアした。試合は12日(日本時間13日)、ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。 ※メイウェザー対ベルトは13日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。ゲストは俳優の香川照之氏。

　メイウェザーはウェルター級リミットの147ポンド(約66.6キロ)を1ポンド割り込む146ポンド(約66.2キロ)、ベルトはさらに1ポンド軽い145ポンド(約65.7キロ)だった。計量後、両者が裸のまま睨み合うシーンがあったが、大きな問題は起きなかった。戦績はメイウェザーが48戦全勝(26KO)、ベルトは33戦30勝(23KO)3敗。オッズはメイウェザー有利のまま前日の19対1から25対1に広がった。前座に登場するWBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)は129.5ポンド(約58.7キロ)、王座奪回を狙う前王者オルランド・サリド(メキシコ)はリミットいっぱいの130ポンド(約58.9キロ)だった。同じくアンダーカードに出場するWBC世界スーパーミドル級王者バドゥ・ジャック(スウェーデン/米)は167.5ポンド(約75.9キロ)、指名挑戦者のジョージ・グローブス(英)はリミットちょうどの168ポンド(約76.2キロ)でクリアした。さらにスーパーフェザー級10回戦に出場するジョニー・ゴンサレス(メキシコ)とヨナタン・オケンド(プエルトリコ)はともに129ポンド(約58.5キロ)だった。