海外、最新試合結果

　29日、ドイツのゲルセンキルチェンで開催されたWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)が挑戦者のアルバート・ソスノウスキー(ポーランド)に10回KO勝ち、4度目の防衛に成功した。なお、この試合のジャッジは森田健氏が務めた。
　同じく29日、アフリカのナミビアで行われたパウレス・モーゼス(ナミビア)対ミゲール・アコスタ(ベネズエラ)のWBA世界ライト級王座統一戦は、暫定王者アコスタが正王者モーゼスに6回KO勝ち、王座をひとつにまとめた。小堀佑介(角海老宝石)から王座を奪い嶋田雄大(ヨネクラ)を下して初防衛を果たしていたモーゼスは、2度目の防衛に失敗。デビュー26戦目にして初黒星を喫した。
　29日にプエルトリコのバヤモンで開催されたダブル世界戦のひとつ、ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)対ゾルト・ベダック(ハンガリー)のWBO世界Sバンタム級タイトルマッチは、バスケス・ジュニアが10回TKO勝ち、初防衛に成功した。
　もうひとつのカード、ローマン・マルティネス(プエルトリコ)対ゴンサロ・ムンギア(ニカラグア)のWBO世界Sフェザー級タイトルマッチは、マルティネスが4回KO勝ちを収めた。
　同じく29日にアルゼンチンのブエノスアイレスで行われたIBF世界Lフライ級タイトルマッチは、地元の挑戦者ルイス・ラサルテ(亜)が王者カルロス・タマラ(コロンビア)に2対1で競り勝って新王者となった。採点は115対113、116対112で二者がラサルテ、残るひとりが115対113でタマラだった。