海外の試合結果

　これで対戦成績を2勝2敗のタイとした。過去の3戦はWBCのスーパーバンタム級タイトルをかけた試合だったが、今回はフェザー級での無冠12回戦。好調をうかがわせたマルケスは初回にバスケスの左目上を切り裂き、3回にはダウンを奪った。再開後、ラッシュをかけたところで主審が試合を止めた。
　この日はヨニー・ペレス(コロンビア)対アブネル・マレス(メキシコ)のIBF世界バンタム級戦も行われ、12回引き分けという結果に終わった。採点はひとりが115対113でマレスの勝利を支持したが、残り二者は114対114だった。
　ドイツのロストックではビタリ・タイベルト(独)対エクトル・ベラスケス(メキシコ)のWBC世界Sフェザー級タイトル戦が行われ、王者タイベルトが9回負傷判定勝ちを収めている。タイベルトは初回にバッティングで左目上を負傷。その傷が深くなったため9回で試合が終了したもの。採点は87-83、88-82、88-83の3-0。04年アテネ五輪のフェザー級銅メダリストでもあるタイベルトは、次の防衛戦で粟生隆寛(帝拳)の挑戦を受ける可能性が高い。戦績は20勝(6KO)1敗。
　また、同じ会場で行われたルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)対カリ・ミーハン(ニュージーランド)のWBA世界ヘビー級挑戦者決定戦は、チャガエフが3-0の判定勝ちを収めている。