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[合同記者会見]2015.4.29

三浦!村田!八重樫!

 WBC世界スーパーフェザー級タイトル戦の調印式が29日、都内のグランドパレスホテルで行われた。
 この日は、5月1日に開催されるダイヤモンドグローブに出場する選手が勢ぞろい。タイトル戦を控えるチャンピオン三浦隆司(帝拳)と挑戦者のビリー・ディブ(豪)をはじめ、ミドル級10回戦で拳を交えるWBC世界ミドル級7位/IBF同級15位の村田諒太(帝拳) とWBO世界ミドル級15位のダグラス・アタイジ(ブラジル)、スーパーフライ級8回戦のリングに上がる八重樫東(大橋)が記者会見の壇上に上がった。

■チケット情報
○リングサイドA:3万円
○リングサイドB:2万円
○スタンドA:2万円
○スタンドB:1万円
×スタンドC:完売
三浦は黒、ディブは青。
 昨日の予備検診に続き二日連続の顔合わせとなったチャンピオンの三浦隆司(帝拳)と同級7位で元IBF世界王者の挑戦者、ビリー・ディブ(豪)の世界戦の調印式が行われた。1日の試合では日本製8オンス(ウィニング社)のグローブが使用されるが、チャンピオンは黒を選択。挑戦者には青が用意された。ビリーも一度は黒に変更願いを出したが、すぐに取りやめ無事にグローブチェックを済ませた。いつも通りに順調と話したチャンピオンは「目の前の相手に勝つだけ。KOで豪快な勝ち方もしたいが、何としても勝にいく」と必勝宣言した。
ビリー・ディブ陣営
 関係者や家族に感謝を述べたディブは「5月1日にはチャンピオンとして帰国する。チャレンジするためだけに来たわけではない」と複数階級制覇も懸かった二日後の試合に気持ちも高ぶってきた。
 会見の席で帝拳ジム浜田剛史代表は「三浦はこれまで三回防衛戦をやってきたが、いずれもランキング1位。今回は元世界チャンピオン。申し分のない相手」と気の抜けない防衛戦が続く三浦を激励した。
村田諒太は英語力も披露
 フォトセッションを待つ間には関係者と英語で会話する場面もあった村田は「これから世界を目指す二人の戦い」と7戦目に目を輝かせた。会見では浜田剛史代表の口からも「今回から実力の見せどころ」とプロデビュー以来初めて、世界へのカウントダウンを意識した発言が飛び出した。
ダグラス・D.・アタイデ
 今回対戦するアタイデは「オリンピック金メダリストとして、また、素晴らしいボクサーとして村田のことをリスペクトしている」と話し始めたが、自身のボクシングスタイルに関しては「諦めないところ。忍耐力が強み。ベストを尽くす」と静かな闘志を燃やした。
GWはボクシング!!
 一度は引退も考えたという八重樫は「やるからには絶対にもう一度世界チャンピオンになる」と意気込みを語った。
 決戦は5月1日、大田区総合体育館。放送はフジテレビで21時から。

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