ヘビー級復活に向け

□日本ヘビー級復活の意図は? 大橋「まずは日本人の体格向上が挙げられます。他のスポーツに於いても、日本人が体格で負ける事無く、沢山のアスリートが海外で活躍している。そう言った人材の海外流失を防ぎたいですし、ヘビー級での世界王者は日本人の夢だと思う。その夢を実現させる為の日本ヘビー級王座の復活なんです。最終的には、ラスベガスで日本人のヘビー級世界王者がリングに上がり、王座防衛戦を戦う。その第一歩が日本ヘビー級王座なんです」 □復活に向けた今後の動きは? 大橋「これから各ジムにヘビー級候補となる選手がどの位いるかのアンケートを取り、現状を調べます。それと、トライアウト等でヘビー級選手となる人材の確保ですね。これはニワトリが先か卵が先かになってしまうんですが、先に日本ヘビー級王者を作っても良いんじゃないかと。極論ですが、4回戦でもヘビー級で王者を作り、戦いを積んでいく事で選手の育成をして行く。大橋ジムでは既にヘビー級ボクサーの育成に取り掛かってます。やはり協会長として、これから率先してヘビー級の人材育成をして行きます」 ■東日本ボクシング協会・大橋協会長が、TBSラジオで日本ヘビー級復活に熱く語る!!TBSラジオ“エキサイトベースボール・マネージャーズ”番組コーナーのスポーツ・現場にアタックに出演 ■日時:1月25日(日) ■時間:18時15分頃から10分間程出演 　ボクサーの育成は簡単な話ではない。しかもヘビー級ボクサー育成となると尚のことだ。しかしそれが現実となり、日本人ヘビー級戦士がラスベガスの大舞台で大型外国人ボクサーを薙ぎ倒す姿は痛快であり、日本人に夢と勇気を与えることであろう。 　大橋協会長の語った「夢」が「正夢」となった時こそ、日本ボクシング界は最大の黄金期を迎える時だ。今後、真剣にヘビー級の復活と人材育成に取り掛かると話す大橋協会長の手腕に期待したい。