もっと強い奴と

　22日(土)、神奈川・横浜国際プールで開催される、「TOUCH! WOWOW エキサイトマッチSP」ダブル世界タイトルマッチの計量が21日、都内のホテルで行われた。

　アンダーカードの「バンタム級10回戦」に登場する赤穂亮(28=横浜光)に心境と意気込みを聞いた。

　先に計量台に上がった赤穂は100gアンダーの53.4kg。アントニオ・ガルシア(20=メキシコ)は500gアンダーの53.0kg。両者、落ち着いた様子で計量を終え、ガルシアは早々と会場を後にした。

　計量を終えた赤穂は「もっと強い奴とやりたかったですね」と余裕の表情で取材に応じた。

　今年4試合目となる赤穂は「今回からサプリメントとか栄養面も意識してやってきたので、体重も落ちやすかったですね。練習もスケジュールを決めて、アップから練習内容まで北原さんの指示でやってきました」とコンディションの良さ明かした。

　北原トレーナーは「前回の試合後に課題となったストレートを常に打てる体勢を作ることを意識して練習しました。今までロープ際に追い込んで倒すパンチだったが、今はリングの中央で倒せるようになりました」と自信をみせる。

　今年はオフがないと話していた赤穂だが「勝った後ですか?とくに予定はないですね。石井会長が、すぐ試合を組むかもしれないので分からないですね」と交わしたが、来年も4試合行うのかとの質問に対しては「いやいやいや、やらないです(笑)。3試合じゃないですかね」ときっちりコメント。

　赤穂は「前回の試合が不完全燃焼だったので、次はファンが期待しているようなKOをできるように倒します」と意気込みを語り会場を後にした。