W世界戦前日計量

　決戦を翌日に控えたバンタム級のWBC世界王者・長谷川穂積(真正)、WBO世界王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)の計量および、WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(帝拳)と挑戦者同級11位バルウェグ・バンゴヤン(比)の計量が29日、後楽園ホールで行われた。

　27日に行われた予備検診では、身長差は5.2cm(長谷川168.5cm/モンティエル163.3cm)と長谷川が上回ったが、この日の体重差は0.1kgだけモンティエルが上回った。両王者共に一回で計量をパスし会場からは拍手が起こっていた。

　計量を無事終えたWBO王者モンティエルは、メキシコのテレビ局TV AZTECAのインタビューにリラックスした様子で答えていた。

■WBC王者長谷川穂積(真正)
体温36.3℃ 体重53.4Kg/117P3/4 血圧129/76mm/Hg 脈拍51min
■WBO王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)
体温36.7℃ 体重53.5Kg/118P 血圧160/86 脈拍52min

　長谷川・モンティエルの計量に続いて、WBCスーパーバンタム級世界王者・西岡利晃と挑戦者バンゴヤンの計量が行われ、こちらも両者一回目で無事パス。これにも集まった報道陣や関係者から拍手が起こった。
　両者の撮影中、バンゴヤンが西岡の顎にパンチを浴びせる挑発をしたが、西岡はこれに笑って対応し、王者としての余裕を見せていた。

■王者西岡利晃(帝拳)
体温36.8℃ 体重55.3Kg/122P 血圧129/74 脈拍58min
■挑戦者バルフェグ・バンゴヤン(比)
体温35.8℃ 体重55.3Kg/122P 血圧135/82 脈拍54min