黒木、地元で初防衛戦

　WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチの調印式と前日計量が31日、福岡県博多のホテルで行われた。
　初防衛戦となる王者・黒木優子(YuKO)が迎えるのは、同級2位、23戦19勝(4KO)4敗の戦績を誇るカティア・グティエレス(メキシコ)。会見は終始、和やかな雰囲気の中で行われた。

　「今日のポイントはフワッとした髪型」という黒木は「体重も体調もバッチリです。地元での初防衛戦、面白い試合がしたいです。1ラウンドから全力でいきます。ベルトは渡しません」と意気込みを語った。

　キャリアで勝る挑戦者のカティアは「大きな試合になると思いますが、ベルトはいただきます」と笑顔を見せた。

　相手の印象について黒木は「パンチがある選手。もう少し背が高いと思っていました」と明かした。これに対しカティアは「可愛いと思いました」と出席者を笑わせると王者も笑顔を見せた。

　会見後、黒木は「どこで試合をしてもモチベーションは変わらないですが、地元で良いところを見せたいですね。その気持ちが強さになると思います」と自信をみせた。

■WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ
王者:黒木優子(YoKO)
体重:47.6kg (リミット)
体温:35.9度
脈拍:61/min
血圧:103/77 hg/mm

挑戦者:カティア・グティエレス(メキシコ)
体重:47.6kg (リミット)
体重:36.8度
脈拍:55/min
血圧:114/83 hg/mn

■試合オフィシャル
レフェリー:福地勇治(日本)
ジャッジ:エルシオ・クレバス(メキシコ)
ジャッジ:フランツ・マルティ(スイス)
ジャッジ:吉田巖一(日本)
立会人:メジャー・リー(韓国)