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[ニュース]2010.4.24

榎、再起ならず引退へ!

 23日、榎洋之(角海老宝石)の再起戦が後楽園ホールで行われた。世界再挑戦を目指す榎が挑むは、WBC米大陸フェザー級王者・WBC世界フェザー級11位のアルベルト・ガルサ(メキシコ)。
 試合は、ガルサがロングレンジのジャブ・左ボディを軸に攻め込むと、榎のプレスを巧に上体を入れ替えて捌き、左ボディ・右ストレートでダメージを蓄積させた。9R、左ボディのダメージが深く動きの落ちた榎にガルサが連打をまとめると、レフェリーが割って入り試合を止めた。榎の再起戦はガルサの巧みなテクニックに飲み込まれ、無念の9RTKO負けとなった。
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 ドクターチェックを終え、榎は控室で会見を行った。TKO負けに終わった再起戦を振り「残念だけどスッキリした。もっとクールにやれれば良かった。やっぱり僕はファイターになってしまう。(トレーナーが)フセイン・シャーになって1ヶ月だが楽しかった。1Rは足が動いたが、(ガルサは)ジャブが上手かったし強かった。相手が上手くクールに行けなかった。最近これまで僕を応援してくれた人が亡くなり、形見の帽子を被って入場したが勝てなかった。申し訳ない。ありがとうございました」と語る榎は、全てを搾り出すように決意の言葉を口にした。
 「引退します。何て言って良いか判らないが。仕事だし、プロだから負けるって事は…。会長、これまでありがとうございました」と、デビューから約12年間のプロボクサー生活にピリオドを打った。
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 榎の引退宣言に角海老宝石ジム鈴木会長は「12年間楽しかったよ。最初から最後までフェザー級で戦い通した榎は凄い。今までありがとう」と榎を労った。
 最後に榎は「この前負けた時は引退の気持ちは無かった。でも今回はスパッと引退します。長い間、応援してくれてありがとうございました。本当にここまでやれて僕は最高です。以上!!」と涙を滲ませ会見を締め括った。
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 第51代日本フェザー級王座・第38代東洋太平洋フェザー級王座を獲得し、粟生隆寛(帝拳)との日本・東洋と互いの王座を掛けた戦いは、多くのボクシングファンを熱狂させた。2008年10月、WBA世界フェザー級王者クリス・ジョン(インドネシア)に挑むも、判定で敗れ世界王座奪取は夢と散ったが、数々の熱戦、激戦は記憶にも記録にもその名前が刻み込まれている。
 2010年4月23日、榎洋之はここにグラブを吊るす事を決意した。

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