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[メキシコ情報]2014.10.14

打倒三浦を誓うプエルタ

 11月22日、神奈川県横浜市都筑区の横浜国際プールでWBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(30=帝拳)に挑戦する同級1位の指名挑戦者エドガル・プエルタ(32=メキシコ)が、「チャンスがKOを狙う」と強気のコメントを発している。
エドガル・プエルタ
 プエルタは1982年5月24日、メキシコのシナロア州グアサベの出身で、06年7月にプロデビュー。3年目に3連敗を喫するなどスランプを経験して一時はリングを遠ざかったが、11年3月に戦線復帰。以後は16戦15勝(12KO)1敗という好戦績を残している。12年にはWBCシルバー王座を獲得し、今年になって1位に上がってきた。戦績は28戦23勝(19KO)4敗1分。映像をチェックした三浦は「タイプとすれば右のボクサーファイター型。ガードを高く上げてプレッシャーをかけてくる。接近戦が巧いので、特に右アッパーには気をつけたい」と警戒している。  そのプエルタだが、現在はメキシコのバハカリフォルニア州ティファナで名伯楽の誉れ高いロムロ・キラルテ・トレーナーに師事している。このキラルテ・トレーナーはウンベルト・ソト、ホルヘ・パエス、ヒバロ・ペレス、フリオ・セサール・チャベス(シニア)らのトレーナーを務めたことがある腕利きだ。調整は順調に進んでいる様子で、挑戦者の口は滑らかだ。プエルタは「三浦に挑戦するわけだが、彼がパーフェクトではないということは過去の試合で分かっている。2度負けているし、ダウンも喫している。自分はいつものように手数で圧倒してチャンスがあればKOを狙う。三浦と戦う際に一番危険なのは動きが止まりロープに詰まることだが、自分はそうはならない。世界タイトルを取りメキシコに戻れると信じているし、それができる練習をしている」――決戦まで50日足らず。両雄のトレーニングも佳境に差し掛かる時期だ。

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