メイ146.5P マイダナ146P

　MAYHEM(大混乱)というイベントコピーがついたフロイド・メイウェザー(37=米)対マルコス・マイダナ(31=亜)のWBA&WBCウェルター級およびWBCスーパーウェルター級の2階級世界タイトルマッチは13日(日本時間14日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで挙行される。試合を翌日に控えた12日、両雄とアンダーカードに出場する選手たちの公式計量が行われた。
※メイウェザー対マイダナは14日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。

　今回の試合にはメイウェザーが保持する2階級の世界王座(WBAのスーパーウェルター級は除外)がかけられるが、試合は147ポンド(約66.6キロ)のウェルター級リミットで行われる。「前回よりも分かりやすいかたちで勝つ」と珍しくKO宣言ともとれるコメントを残しているメイウェザーは、146.5ポンド(約66.4キロ)で計量をクリア。5月にメイウェザーに判定で敗れWBA世界ウェルター級王座を失ったマイダナは146ポンド(約66.2キロ)だった。オッズは19対3でメイウェザー有利と出ている。

　アンダーカードでは世界戦が2試合組まれている。WBC世界スーパーバンタム級王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)は121ポンド(約54.8キロ)、挑戦者マヌエル・ローマン(メキシコ)はリミットちょうどの122ポンド(約55.3キロ)だった。IBF世界ライト級タイトルの7度目の防衛戦に臨むミゲール・バスケス(メキシコ)はリミットちょうどの135ポンド(約61.2キロ)、挑戦者のミッキー・ベイ(米)は134.5ポンド(約61.0キロ)で、こちらも両選手とも無事に計量をパスした。

　このほかアンダーカードに出場するアルフレド・アングロ(メキシコ)は162ポンド(73.4キロ)、対戦相手のジェームス・デラ・ローサ(米)は161.5ポンド(73.2キロ)、4階級制覇を目指すウンベルト・ソト(メキシコ)は140ポンド(約63.5キロ)、相手のジョン・モリナ(米)は139.5ポンド(約63.2キロ)だった。