カンムリワシファイト・メガファイト

　22日に後楽園ホールで行われる「ザ・カンムリワシファイト・メガファイト」の前日計量が21日、都内のJBC事務局で行われた。

　興行では、江藤伸悟(白井・具志堅)の世界前哨戦をメインに、PABAスーパーウェルター級王者の渡部あきのり(野口)、江藤大喜(白井・具志堅)の復帰戦が行われる。

　メインのスーパーフェザー級8回戦に出場するアーノン・シットサイトーン(タイ)は800gアンダーの58.1kg、江藤伸悟は200gアンダーの58.7kgで計量をパスした。

　世界前哨戦となる伸悟は「特に意識はしていないが、相手どうこうより自分の練習してきたことを出していきたいです。チャンスがあればタイトルはやりたい。明日は、無事に問題なく自分のボクシングで勝ちます」と意気込みを語った。

　セミファイナルのウェルター級8回戦に出場する渡部あきのり(野口)は100gアンダーの66.5kg、チャッチャイ・シットサイトーン(タイ)は600gアンダーの66.0kgで計量をパス。

　9ヶ月ぶりとなる試合を「キャリアは積んでいるので問題ないです」と話す渡辺はPABAスーパーウェルター級王座獲得について「日本も東洋太平洋も獲ったし、気持ち的には変わらないです。基本はウェルターでやるが、(世界)タイトルの話があればスーパーライトまで考えています。明日は35戦目なのでいい加減落ち着いて戦いたいと思います」と意気込みを語った。

　スーパーフライ級8回戦に出場するブックルック・ゴーナロンサービス(タイ)は200gアンダーの51.9kg、江藤大喜はリミットの52.1kgで計量をパス。

　「復帰戦ということで自分のボクシングをやる。それにつきる」と話す大喜は「ボクシングスタイルは変えてないが、気持ち的な面では色々と変わりました。まず負けないこと。それから日本タイトルですね。気を抜きすぎず、頑張ります」と意気込みを語った。