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[試合後会見]2014.8.11

OPBF・Sライト級タイトル戦

 後楽園ホールで11日、「ダイヤモンドグローブ&DANGAN110」の興行が行われ、ファイナルでは、東洋太平洋スーパーライト級王者の小原佳太(三迫)が、挑戦者に岩渕真也(草加有沢)を迎え初防衛戦に臨んだ。
小原が初防衛に成功
 リードを伸ばし牽制する王者の小原に対し、いつもより動きが軽く見えたサウスポーの岩渕。トリッキーな動きからまずはいきなりの左を見せ、正統派の小原に的を絞らせず。小原も2Rには冷静さを取り戻し、速いリードから右ストレートをヒット。岩渕は体全体で撹乱するかのように小原のリズムを崩しにかかるが、ガードが低く3R終盤には小原の強烈な右をもらってしまう。先手の小原の右は4Rにもヒット。岩渕のいきなりの右フックも入るが、全体的には小原優勢の印象で、4Rの途中採点も38-38,39-37,39-37の2-0で小原が支持される。すると5Rにはバランスを崩した岩渕に小原の右が入り、岩渕の膝が落ちる。岩渕はステップワークに優れる小原に対し、踏み込んでの左を狙うが、当たっても返しがなく単発が続く。撃っては動き、位置取りに優れる小原は7Rにも右を痛打させるが、岩渕も動き続けて追撃を許さず。岩渕最大のチャンスは8R、フェイントから左を強打させると、ラウンド終盤にも左から火の出るようなワンツー、ボディ連打で小原に襲いかかるが、小原も返し仕留めきれず。8R終了時の採点は77-75,77-75,78-74で依然として小原がリード。岩渕は終盤に入っても体勢を崩してのパンチが多く、有効打はやはり単発。対し、小原はリードから右ストレート、左フックまで返し、被弾はあるものの見映えもいい。11Rも岩渕は受けのボクシングになってしまい、小原に先手を取られ続ける。最終12R、勝利を確信した小原は右腕を高らかに上げ、リング中央へと。すると入ってきた岩渕の肩越しにコンパクトな左フックがドンピシャ。この一発で岩渕は轟沈し、立ち上がれずにレフェリーストップ。
笑顔の三迫陣営
 リング上で「正直言うと申し訳ないですが、逃げ切ろうと思っていました。最後はまったく狙っていませんでした」と明かした。
 小原は控室の会見で「今回は最初から、しっかりポイントを取っていこうと思っていた。相手のペースにならないように、自分の距離を意識するというのは徹底しました。入って来るときに左フックは、いつも狙っていました。それが良いタイミングで入ったんだと思います。練習の成果だと思います」と試合を振り返った。
 世界挑戦への質問について小原は、考えてないですと答えながらも「言わなきゃいけない立場だとは思っています。今回の勝因は攻めに行かなかったこと、世界に必要なのはもっと攻めることだと思います。まずは、アジア圏の最強を目指したい」と語った。
 三迫会長は「世界ランクには入ると思います。すぐに世界とはいかないと思うが、それを目指してチャンスを作っていきたいですね」と笑顔で語った。
記憶が飛んだ
 試合後の岩渕は「ダウンの記憶はない」と切り出し、「でも倒すか倒されるかの試合で、全力は出しきれた。判定で負けるより気分がいい」とさっぱりとした顔。それでも「8ラウンドのチャンスで倒したかった。小原選手が僕より上だったということ」と唇を噛んだ。今後については「この試合にかけていたので、今は休みたい」とし、会見を終えた。
竹中良
 この日、三迫ジムの先陣をきって出場した竹中良(三迫)も6ラウンド開始直後、右ストレートでKO勝利を飾った。
 竹中は「やっとコツを掴んできた感じですね。今までスピードで行っていたが、じっくり攻めて決めることができました」と笑顔で語った。

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