益田の初防衛戦に難敵

　明日、後楽園ホールで開催される「DANGAN109」の前日計量が3日、都内のJBC事務局で行われた。

　8つのカードと氏家福太郎(新日本木村)の引退式を予定している本興行。メインイベントの「日本バンタム級タイトルマッチ10回戦」に出場する王者・益田健太郎(新日本木村)と挑戦者・冨山浩之介(ワタナベ)に心境と意気込みを聞いた。

　計量は王者・益田が200gアンダーの53.3kg、挑戦者・冨山がバンタム級リミットの53.5kgでパスした。

　「チャラい感じがした」と冨山の印象を口にした益田は、「世界挑戦もしている選手なので胸を借りるつもりで、1ラウンドから必死に取りにいきたいと思います。裏を取って、最後に心を折りたい」と心境を明かし、「ここで負けていたら赤穂君に勝てないので、しっかり勝って来年が楽しみです。頑張ります」と意気込みを語った。

　「一年半振りくらいのバンタムなんですが、夏は好きなので絶好調です」と話す冨山は「変則で好きなタイプじゃなかったが、ずっと練習してたので今は大好きです」と益田について明かした。明日の試合について「ぶっ潰すだけです。早くやりたくてしょうがないですね。久しぶりのタイトル戦なので、ここでタイトル獲って、世界戦をやれるように頑張っていきたいと思います。KO狙っていくのでよろしくお願いします」と意気込みを語った。