WBC世界Sバンタム級王者
西岡 利晃(帝拳)
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その拳は進化を続ける
 今月30日(金)、日本武道館で4度目の防衛戦を戦う西岡利晃。世界王者として最強の証をその腰に巻くまでに、西岡は戦いの神に幾重もの試練を与えられ、諦める事無く拳を握り続けて来た。
 バンタム級時代、当時のWBC世界バンタム級王者であり、最強の称号を纏っていたウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)の牙城に4度挑む。ウィラポンとの激戦は、西岡の肉体に過度の疲労を蓄積していたのか、3度目の挑戦を目前に控えた2001年12月、アキレス腱断裂の重症を負ってしまう。一時はボクサー生命を危ぶまれた西岡であったが、不撓不屈の心で乗り越え、ウィラポンと世界王座を懸けて激戦を繰り広げた。しかし、ここでも戦いの神は試練を与える。4度のウィラポン挑戦は2敗2分と今一歩の所で最強の牙城を打ち崩せず、西岡は最強の称号を手にする事は出来なかった。

 ウィラポンと4度の激闘は、西岡にとって何十戦以上の経験を積ませた。スーパーバンタム級に転向後、8連勝5KOをマークすると、5度目の世界挑戦となるWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦をその拳で掴み取る。この一戦は西岡のこれまでの経験と、心の強さが凝縮された戦いとなった。暫定王座を争ったナパーポンに終始主導権を握らせず、最後まで西岡の独壇場で試合は展開され、判定3-0で暫定王座を奪取。この暫定王座獲得は西岡を大きく飛躍させる事となった。

 正規王者であったイスラエル・バスケスが網膜剥離により王座を返上した事から、暫定王座奪取3ヵ月後に西岡は正規王者に昇格を果たす。正規王者として2度目の防衛戦で、メキシコ・モントレーで元WBO世界バンタム級王者ジョニー・ゴンザレスと拳を交え、1Rにダウンを先制されるも3Rに切れ味抜群の“モンスターレフト”一撃でジョニー・ゴンザレスをKOで切って獲り、西岡利晃の名前を世界に轟かせると同時に、日本人ボクサーとして24年目史上2人目となる海外での世界王座防衛に成功する快挙を達成した。
 今や長谷川穂積と並び“日本のエース”として世界最強の双璧を誇る西岡。立ち止まる事無く成長を続ける“モンスターレフト”は、4度目の防衛戦で如何なる戦いを日本武道館のリングで繰り広げるのか。西岡利晃の戦い。それは日本ボクシング界に眩いばかりの“輝き”を与える戦いとなる!!

階級:スーパーバンタム級
所属:帝拳ジム
デビュー:1994.12.11
通算戦績:42戦35勝(22KO)4敗3分
生年月日:1976.7.25
身長:168.5cm
出身:兵庫県加古川市
スタイル:左ボクサーファイター
主な戦績:第58代日本バンタム級王者、第25代WBC世界Sバンタム級王者

最近3試合の試合結果
2009.10.10国立代々木第二体育館
WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ12回戦
イバン・エルナンデス(メキシコ)
3R3分00秒 TKO勝ち
※V3防衛達成

2009.5.23メキシコ・モントレー
WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ12回戦
ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)
3R1分20秒 TKO勝ち
※V2防衛成功

2009.1.3パシフィコ横浜
WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ12回戦
ヘナロ・ガルシア(メキシコ)
12R0分57秒 TKO勝ち
※初防衛成功

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