細野悟はアマチュア時代、国体優勝・全日本ボクシング選手権優勝と数々の実績で北京五輪を期待されたが、2005年6月、プロで世界を目指しB級6回戦デビューを果たした。
細野の豪腕から繰り出されるパンチは、その破壊力ゆえ"バズーカ"の異名を取り、現在14戦14勝11KOと80%近いKO率と無敗を誇る。
プロ転向後13戦目の2008年10月には、真教杉田(畑中)と東洋太平洋フェザー級王座決定戦を戦い、真教を判定3-0で完封。細野は日本を飛び越え、一気に東洋王座を奪取しプロ初戴冠を成した。
2009年に入り、1月24日には澤永真佐樹(赤城)を挑戦者に迎え撃ち、ベテラン澤永を自慢の"バズーカ"で打ち砕き、4RKOで見事V1防衛に成功した。"NEXT CHAMP"最有力候補の細野悟。その見据える先は、既に東洋を飛び越え、世界に照準を合わせているのかも知れない。
現在の世界フェザー級戦線は、WBA世界フェザー級王座にクリス・ジョン(インドネシア)、WBC世界フェザー級王座にオスカー・ラリオス(メキシコ)が君臨する。そのラリオスには、3月12日、粟生隆寛(帝拳)が再び挑戦する。果たして、細野の前に立ちはだかるのは・・・。
世界フェザー級戦線の勢力図を塗り替えるべく、細野は自慢の"バズーカ"に磨きを掛け、破壊力アップに余念が無い。"NEXT CHAMP"細野悟の拳から打ち出される"バズーカ"が、世界のボクシング界を震撼させる日は直ぐそこまで来ている。
階級:フェザー級
所属:大橋ジム
デビュー:2005.8.22
アマチュア戦績:63戦40勝23敗20KO
プロ通算成績:14戦14勝11KO無敗
生年月日:1983.11.6
身長:174cm
血液型:AB型
出身:福島県いわき市
スタイル:右ボクサーファイター
目標:世界チャンピオン
主な戦績:第39代東洋太平洋フェザー級王者
過去3戦:
09.01.24 後楽園ホール
東洋太平洋フェザー級
タイトルマッチ12回戦
澤永真佐樹(赤城)
4R52秒KO勝ち
V1防衛成功
08.10.18 後楽園ホール
OPBF東洋太平洋フェザー級
王座決定戦12回戦
真教杉田(畑中)
12R判定勝ち
東洋太平洋フェザー級王座獲得
08.08.16 後楽園ホール
オープン戦10回戦
ラ・アミール・ライラ(インドネシア)
9R2分59秒TKO勝ち
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