
バンタム級 出場28名




決勝レポート
スティーブンソンに「次のメイウェザーを発見した」と語ったのは他でもないフロイド・メイウェザー氏自身。1996年アトランタ五輪でフェザー級銅メダルを獲得後、近年までにプロ49勝無敗で5階級制覇をはたしたスーパースターは「いつか私の記録を破るとしたら彼だろう」とまでスティーブンソンを褒め称え、大会後のプロ契約先にラブコールを送った。スティーブンソンはニューアーク出身で9人兄弟の長男。祖父の影響から5歳でボクシングを始めたという19歳は、低迷するアメリカ五輪ボクシング界に突如として現れた金メダリスト候補だった。ジュニア、ユースの国際大会に積極的に参加したが黒星ゼロ。今回の五輪準決勝までに国際大会24連勝を誇ってきた。これを迎え撃つラミレスも、天才の持ち主として五輪ボクシング界で世界的に名前を知られた選手だ。4年前のロンドン五輪では1回戦で須佐勝明に完勝。その後も強敵を次々に撃破して優勝。当時18歳。そのボクシングは決して堅実ではなく遊び心に富んでおり、これがしばしばパフォーマンスに大きな波を作ってきた。WSB戦にも熱心に出場してきたがこの4年間負けは決して少なくない。ただ、この大一番にはさすがに高い集中力で臨み、決勝戦はそれぞれの才能がぶつかり合う攻防となった。ここで僅かに強く光ったのはラミレス。1回をラミレス、2回をスティーブンソンが取って、最終回は2者がラミレス、1者がスティーブンソンと29対28のスコアで判定は2-1に割れた。きわどく手をあげられたラミレスは、リング上で宙返りを見せた後、泣き顔を覆いながら退場するスティーブンソンのためにロープを広げて見送った。スティーブンソンは「ラミレスはラスト30秒の攻めがよかった。だから負けは認めるが、僕はもっと寄せつけないボクシングもできたはずで、今は自分自身に失望している」とコメント。プロ転向については「十中八九そうするつもりだが、今は誰とも契約しない。帰国後に条件を見ながら進路を熟考したい」と話した。
予選
8月10日(水) 23時30分 (日本時間)
8月10日 11時30分 (現地時間)
8月10日 11時30分 (現地時間)
判定2-1
29-28,28-29,29-28
29-28,28-29,29-28
予選
8月10日(水) 23時45分 (日本時間)
8月10日 11時45分 (現地時間)
8月10日 11時45分 (現地時間)
判定0-3
28-29,28-29,28-29
28-29,28-29,28-29
予選
8月11日(木) 0時00分 (日本時間)
8月10日 12時00分 (現地時間)
8月10日 12時00分 (現地時間)
判定0-3
28-29,26-30,27-30
28-29,26-30,27-30
予選
8月11日(木) 5時30分 (日本時間)
8月10日 17時30分 (現地時間)
8月10日 17時30分 (現地時間)
判定3-0
27-20,29-28,29-28
27-20,29-28,29-28
予選
8月11日(木) 5時45分 (日本時間)
8月10日 17時45分 (現地時間)
8月10日 17時45分 (現地時間)
判定0-3
28-29,26-30,28-29
28-29,26-30,28-29
予選
8月11日(木) 6時00分 (日本時間)
8月10日 18時00分 (現地時間)
8月10日 18時00分 (現地時間)
判定2-1
29-28,30-27,28-29
29-28,30-27,28-29
予選
8月11日(木) 23時00分 (日本時間)
8月11日 11時00分 (現地時間)
8月11日 11時00分 (現地時間)
判定1-2
29-28,27-30,27-30
29-28,27-30,27-30
予選
8月11日(木) 23時15分 (日本時間)
8月11日 11時15分 (現地時間)
8月11日 11時15分 (現地時間)
判定0-2
27-29,28-28,26-30
27-29,28-28,26-30
予選
8月11日(木) 23時30分 (日本時間)
8月11日 11時30分 (現地時間)
8月11日 11時30分 (現地時間)
判定0-3
25-30,27-30,27-30
25-30,27-30,27-30
予選
8月12日(金) 5時00分 (日本時間)
8月11日 17時00分 (現地時間)
8月11日 17時00分 (現地時間)
判定3-0
29-28,29-28,29-28
29-28,29-28,29-28
予選
8月12日(金) 5時15分 (日本時間)
8月11日 17時15分 (現地時間)
8月11日 17時15分 (現地時間)
判定3-0
30-25,30-27,30-27
30-25,30-27,30-27
予選
8月12日(金) 5時30分 (日本時間)
8月11日 17時30分 (現地時間)
8月11日 17時30分 (現地時間)
判定2-1
29-28,29-28,28-29
29-28,29-28,28-29
予選
8月14日(日) 23時30分 (日本時間)
8月14日 11時30分 (現地時間)
8月14日 11時30分 (現地時間)
判定3-0
30-27,30-27,29-28
30-27,30-27,29-28
予選
8月14日(日) 23時45分 (日本時間)
8月14日 11時45分 (現地時間)
8月14日 11時45分 (現地時間)
判定1-2
28-29,28-29,29-28
28-29,28-29,29-28
予選
8月15日(月) 0時00分 (日本時間)
8月14日 12時00分 (現地時間)
8月14日 12時00分 (現地時間)
判定1-2
29-28,28-29,28-29
29-28,28-29,28-29
予選
8月15日(月) 0時15分 (日本時間)
8月14日 12時15分 (現地時間)
8月14日 12時15分 (現地時間)
判定0-3
28-29,28-29,27-30
28-29,28-29,27-30
予選
8月15日(月) 5時30分 (日本時間)
8月14日 17時30分 (現地時間)
8月14日 17時30分 (現地時間)

○
張家瑋 (中国)
判定3-0
30-27,30-27,30-27
30-27,30-27,30-27
予選
8月15日(月) 5時45分 (日本時間)
8月14日 17時45分 (現地時間)
8月14日 17時45分 (現地時間)
判定1-2
28-29,27-30,29-28
28-29,27-30,29-28
予選
8月15日(月) 6時00分 (日本時間)
8月14日 18時00分 (現地時間)
8月14日 18時00分 (現地時間)
2R 1分 11秒 負傷判定3-0
20-18,20-18,20-18
20-18,20-18,20-18
予選
8月15日(月) 6時15分 (日本時間)
8月14日 18時15分 (現地時間)
8月14日 18時15分 (現地時間)
判定0-3
28-29,28-29,28-29
28-29,28-29,28-29
準々決勝
8月16日(火) 23時30分 (日本時間)
8月16日 11時30分 (現地時間)
8月16日 11時30分 (現地時間)
判定0-3
28-29,28-29,28-29
28-29,28-29,28-29
準々決勝
8月16日(火) 23時45分 (日本時間)
8月16日 11時45分 (現地時間)
8月16日 11時45分 (現地時間)
判定0-3
27-30,27-30,27-30
27-30,27-30,27-30
準々決勝
8月17日(水) 5時30分 (日本時間)
8月16日 17時30分 (現地時間)
8月16日 17時30分 (現地時間)

×
張家瑋 (中国)
判定0-3
28-29,28-29,26-30
28-29,28-29,26-30
準々決勝
8月17日(水) 5時45分 (日本時間)
8月16日 17時45分 (現地時間)
8月16日 17時45分 (現地時間)
1R 2分 32秒 TKO
準決勝
8月19日(金) 2時30分 (日本時間)
8月18日 14時30分 (現地時間)
8月18日 14時30分 (現地時間)
不戦勝
準決勝
8月19日(金) 2時45分 (日本時間)
8月18日 14時45分 (現地時間)
8月18日 14時45分 (現地時間)
判定3-0
29-28,29-28,30-27
29-28,29-28,30-27
決勝
8月21日(日) 2時15分 (日本時間)
8月20日 14時15分 (現地時間)
8月20日 14時15分 (現地時間)
判定3-0
29-28,29-28,29-28
29-28,29-28,29-28
スティーブンソンに「次のメイウェザーを発見した」と語ったのは他でもないフロイド・メイウェザー氏自身。1996年アトランタ五輪でフェザー級銅メダルを獲得後、近年までにプロ49勝無敗で5階級制覇をはたしたスーパースターは「いつか私の記録を破るとしたら彼だろう」とまでスティーブンソンを褒め称え、大会後のプロ契約先にラブコールを送った。スティーブンソンはニューアーク出身で9人兄弟の長男。祖父の影響から5歳でボクシングを始めたという19歳は、低迷するアメリカ五輪ボクシング界に突如として現れた金メダリスト候補だった。ジュニア、ユースの国際大会に積極的に参加したが黒星ゼロ。今回の五輪準決勝までに国際大会24連勝を誇ってきた。これを迎え撃つラミレスも、天才の持ち主として五輪ボクシング界で世界的に名前を知られた選手だ。4年前のロンドン五輪では1回戦で須佐勝明に完勝。その後も強敵を次々に撃破して優勝。当時18歳。そのボクシングは決して堅実ではなく遊び心に富んでおり、これがしばしばパフォーマンスに大きな波を作ってきた。WSB戦にも熱心に出場してきたがこの4年間負けは決して少なくない。ただ、この大一番にはさすがに高い集中力で臨み、決勝戦はそれぞれの才能がぶつかり合う攻防となった。ここで僅かに強く光ったのはラミレス。1回をラミレス、2回をスティーブンソンが取って、最終回は2者がラミレス、1者がスティーブンソンと29対28のスコアで判定は2-1に割れた。きわどく手をあげられたラミレスは、リング上で宙返りを見せた後、泣き顔を覆いながら退場するスティーブンソンのためにロープを広げて見送った。スティーブンソンは「ラミレスはラスト30秒の攻めがよかった。だから負けは認めるが、僕はもっと寄せつけないボクシングもできたはずで、今は自分自身に失望している」とコメント。プロ転向については「十中八九そうするつもりだが、今は誰とも契約しない。帰国後に条件を見ながら進路を熟考したい」と話した。
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