
ライトウェルター級 出場28名




決勝レポート
もう10年以上の間、アジアで最も高度に安定感を保ってきたのは、ウズベキスタンではなく、隣国カザフスタンであり、少なくとも、2年前の仁川アジア大会まで、アジアを席巻していたのはカザフスタンだった。ところが最近になってウズベキスタンは猛スピードで巻き返しを試みていた。それでもリオから金3・銀0・銅3のボクシング・メダルを持ち帰るキューバを押さえ、金3・銀2・銅2の最高成績を収める国になるとは、多くの専門家が想像していなかったことだろう。ちなみに次点は女子も活躍したフランスの金2・銀2・銅2だった。ウズベキスタン勢にとって最後の金メダル獲得者となったガイブナザロフは、準々決勝、準決勝と強敵をスプリット判定で退けていた。対するソトマヨルは、キューバ生まれの31歳で、走り高跳びの世界記録保持者として名高いハビエル・ソトマヨルの甥にあたる。かつてはキューバの代表だったが、アゼルバイジャンに移籍。準々決勝ではキューバ代表のヤスニエル・トレドを破って表彰台入りを決めた。 試合は身長169センチのガイブナザロフが185センチのソトマヨルにアタックをしかけ続ける展開だったが、ソトマヨルの巨体から放たれる右ストレートはいかにも強烈で、ガイブナザロフの出鼻をくじく上に、プッシングでは注意をされたものの、ガイブナザロフを軽々突き飛ばして観客を驚かせた。だが2回からガイブナザロフのアタックが功を奏し始める。決め手となったのは左スイング。ソトマヨルはこれをもろに受けて思わず膝を折り、スタンディングカウントを受けた。ガイブナザロフはそのまま猛攻を続け、ソトマヨルも3回には右ストレートを痛打させるシーンをつくったが、判定は29対28、28対29、28対29でガイブナザロフ。自身の優勝は夢のようだったかのように、ウズベクの25歳は半ばパニック状態で雄叫びをあげた。
予選
8月11日(木) 0時15分 (日本時間)
8月10日 12時15分 (現地時間)
8月10日 12時15分 (現地時間)
判定0-3
27-30,27-30,28-29
27-30,27-30,28-29
予選
8月11日(木) 0時30分 (日本時間)
8月10日 12時30分 (現地時間)
8月10日 12時30分 (現地時間)
判定1-2
28-29,28-29,29-28
28-29,28-29,29-28
予選
8月11日(木) 0時45分 (日本時間)
8月10日 12時45分 (現地時間)
8月10日 12時45分 (現地時間)
不戦勝
予選
8月11日(木) 6時15分 (日本時間)
8月10日 18時15分 (現地時間)
8月10日 18時15分 (現地時間)
3R 2分 58秒 TKO
予選
8月11日(木) 6時30分 (日本時間)
8月10日 18時30分 (現地時間)
8月10日 18時30分 (現地時間)
判定2-1
29-28,29-28,28-29
29-28,29-28,28-29
予選
8月11日(木) 6時45分 (日本時間)
8月10日 18時45分 (現地時間)
8月10日 18時45分 (現地時間)
判定0-3
27-30,27-30,28-29
27-30,27-30,28-29
予選
8月11日(木) 23時45分 (日本時間)
8月11日 11時45分 (現地時間)
8月11日 11時45分 (現地時間)
判定0-3
28-29,27-30,28-29
28-29,27-30,28-29
予選
8月12日(金) 0時00分 (日本時間)
8月11日 12時00分 (現地時間)
8月11日 12時00分 (現地時間)
判定3-0
30-27,30-27,30-27
30-27,30-27,30-27
予選
8月12日(金) 0時15分 (日本時間)
8月11日 12時15分 (現地時間)
8月11日 12時15分 (現地時間)
判定2-1
30-27,28-29,29-28
30-27,28-29,29-28
予選
8月12日(金) 5時45分 (日本時間)
8月11日 17時45分 (現地時間)
8月11日 17時45分 (現地時間)
判定3-0
30-27,30-27,30-27
30-27,30-27,30-27
予選
8月12日(金) 6時00分 (日本時間)
8月11日 18時00分 (現地時間)
8月11日 18時00分 (現地時間)
判定0-3
28-29,28-29,28-29
28-29,28-29,28-29
予選
8月12日(金) 6時15分 (日本時間)
8月11日 18時15分 (現地時間)
8月11日 18時15分 (現地時間)
判定1-2
27-30,29-28,27-30
27-30,29-28,27-30
予選
8月15日(月) 0時45分 (日本時間)
8月14日 12時45分 (現地時間)
8月14日 12時45分 (現地時間)
判定3-0
30-27,30-27,30-27
30-27,30-27,30-27
予選
8月15日(月) 1時00分 (日本時間)
8月14日 13時00分 (現地時間)
8月14日 13時00分 (現地時間)
判定1-2
29-28,28-29,28-29
29-28,28-29,28-29
予選
8月15日(月) 1時15分 (日本時間)
8月14日 13時15分 (現地時間)
8月14日 13時15分 (現地時間)
判定3-0
30-27,30-27,30-27
30-27,30-27,30-27
予選
8月15日(月) 1時30分 (日本時間)
8月14日 13時30分 (現地時間)
8月14日 13時30分 (現地時間)
判定1-2
28-29,29-28,28-29
28-29,29-28,28-29
予選
8月15日(月) 6時45分 (日本時間)
8月14日 18時45分 (現地時間)
8月14日 18時45分 (現地時間)
判定2-0
29-28,29-28,28-28
29-28,29-28,28-28
予選
8月15日(月) 7時00分 (日本時間)
8月14日 19時00分 (現地時間)
8月14日 19時00分 (現地時間)
判定3-0
29-28,29-28,29-28
29-28,29-28,29-28
予選
8月15日(月) 7時15分 (日本時間)
8月14日 19時15分 (現地時間)
8月14日 19時15分 (現地時間)
判定2-1
30-27,28-29,30-27
30-27,28-29,30-27
予選
8月15日(月) 7時30分 (日本時間)
8月14日 19時30分 (現地時間)
8月14日 19時30分 (現地時間)
判定1-2
30-27,28-29,28-29
30-27,28-29,28-29
準々決勝
8月17日(水) 0時00分 (日本時間)
8月16日 12時00分 (現地時間)
8月16日 12時00分 (現地時間)
判定3-0
30-27,30-27,30-27
30-27,30-27,30-27
準々決勝
8月17日(水) 0時15分 (日本時間)
8月16日 12時15分 (現地時間)
8月16日 12時15分 (現地時間)
判定2-1
29-28,28-29,29-28
29-28,28-29,29-28
準々決勝
8月17日(水) 6時00分 (日本時間)
8月16日 18時00分 (現地時間)
8月16日 18時00分 (現地時間)
判定3-0
29-27,29-27,29-27
29-27,29-27,29-27
準々決勝
8月17日(水) 6時15分 (日本時間)
8月16日 18時15分 (現地時間)
8月16日 18時15分 (現地時間)
判定3-0
30-27,30-27,30-27
30-27,30-27,30-27
準決勝
8月20日(土) 2時30分 (日本時間)
8月19日 14時30分 (現地時間)
8月19日 14時30分 (現地時間)
判定2-1
29-28,28-29,29-28
29-28,28-29,29-28
準決勝
8月20日(土) 2時45分 (日本時間)
8月19日 14時45分 (現地時間)
8月19日 14時45分 (現地時間)
判定0-3
28-29,27-30,27-30
28-29,27-30,27-30
決勝
8月22日(月) 3時00分 (日本時間)
8月21日 15時00分 (現地時間)
8月21日 15時00分 (現地時間)
判定1-2
29-28,28-29,28-29
29-28,28-29,28-29
もう10年以上の間、アジアで最も高度に安定感を保ってきたのは、ウズベキスタンではなく、隣国カザフスタンであり、少なくとも、2年前の仁川アジア大会まで、アジアを席巻していたのはカザフスタンだった。ところが最近になってウズベキスタンは猛スピードで巻き返しを試みていた。それでもリオから金3・銀0・銅3のボクシング・メダルを持ち帰るキューバを押さえ、金3・銀2・銅2の最高成績を収める国になるとは、多くの専門家が想像していなかったことだろう。ちなみに次点は女子も活躍したフランスの金2・銀2・銅2だった。ウズベキスタン勢にとって最後の金メダル獲得者となったガイブナザロフは、準々決勝、準決勝と強敵をスプリット判定で退けていた。対するソトマヨルは、キューバ生まれの31歳で、走り高跳びの世界記録保持者として名高いハビエル・ソトマヨルの甥にあたる。かつてはキューバの代表だったが、アゼルバイジャンに移籍。準々決勝ではキューバ代表のヤスニエル・トレドを破って表彰台入りを決めた。 試合は身長169センチのガイブナザロフが185センチのソトマヨルにアタックをしかけ続ける展開だったが、ソトマヨルの巨体から放たれる右ストレートはいかにも強烈で、ガイブナザロフの出鼻をくじく上に、プッシングでは注意をされたものの、ガイブナザロフを軽々突き飛ばして観客を驚かせた。だが2回からガイブナザロフのアタックが功を奏し始める。決め手となったのは左スイング。ソトマヨルはこれをもろに受けて思わず膝を折り、スタンディングカウントを受けた。ガイブナザロフはそのまま猛攻を続け、ソトマヨルも3回には右ストレートを痛打させるシーンをつくったが、判定は29対28、28対29、28対29でガイブナザロフ。自身の優勝は夢のようだったかのように、ウズベクの25歳は半ばパニック状態で雄叫びをあげた。
□TOP
(C)QBIX