第14回全日本女子選手権の準々決勝で行われた佐伯霞（近畿大）と新本亜也（美づ葉）のフライ戦では、息をのむ激闘とインターバルのたびに客席から拍手があがる末、佐伯が2-0で勝利した。採点は39-37、39-37、38-38と、ラウンドひとつが勝敗の分かれ目になったように内容も僅差だった。「名城（信男）先生からアッパーを指示されるのは聞こえたが、とにかくガムシャラで打ち合った」と振り返った佐伯は箕輪綾子（フローリスト蘭）と準決勝で対決。反対ブロックでは前回優勝の飯塚愛（グーニーズ）と1階級下の2014年世界選手権3位、和田まどか（芦屋大）が準決勝へ進出している。
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