東京五輪アジア・オセアニア予選が行われているヨルダンの首都アンマンで6日(日本時間7日)、女子75kg級・津端ありさ(西埼玉中央病院)が韓国代表のセオン・スヨンと対戦した。開催国枠がないこの階級は、この大会か、5月にパリで開催される世界最終予選で自力出場を目指すしかない。体格差で勝るスヨンを相手に一歩も下がらず前に出て先に仕掛けた津端は、3ラウンドには鼻血を出しながらも気丈に戦った。試合はWP(0-5)で敗れた。
津端は試合後「初めて日の丸をつけて緊張したけど、みんながんばっているから自分もがんばろうと思った。相手は強かった自分のガードが甘かった。5月に再挑戦したい」とラストチャンスにかけることを誓った。