来月2日と3日にロシアのモスクワで開かれるAIBA(国際ボクシング協会)の総会では「20の推薦状を得られなかった」として会長選挙への立候補権を認められなかったセリク・コナクバエフ氏(カザフスタン)について、CAS(スポーツ仲裁機構)の判決により立候補がすでに認められている。ASBC(アジア・ボクシング連盟)の会長も務めるコナクバエフ氏は、会長に就任した際には「国際ボクシング」から「世界ボクシング」への改称や、2016年のリオ五輪で集まった資金の再分配などを実現させたいと掲げている。一方、すでに暫定会長として手腕を発揮し、この総会で正規の会長就任を目指しているガフール・ラヒモフ氏(ウズベキスタン)は犯罪者疑惑についてウズベキスタンで公式的に潔白を証明した。米国財務省はこれを認めていない。
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