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[世界ユース選手権]2016.11.26
堤がキューバを破って偉業V


快挙達成の瞬間
 ロシアのサンクトペテルブルクで行われてきた第5回世界ユース選手権では、26日の決勝戦でフライ級の堤駿斗(習志野高)がキューバ代表を3-2の判定でポイント勝ちし、日本史上初の優勝をはたした。堤は今夏のインターハイで、松本圭佑(みなと総合高)とのホープ対決を制すなど、関係者からの評価は以前から高く、ポイントにつながるリードブローを武器にしていた。
 17歳と18歳の呼称が「ユース」となってから、日本は前回大会で保坂剛(東福岡高)と鈴木稔弘(駿台学園高)が銅メダルを獲得したが(ユース五輪では鈴木が銀、村田昴が銅)、同選手権での銀以上、優勝は初。日本ボクシング界は小中学生を「実戦教育」する文化で、この年齢層を苦手から「最も得意」に変貌させた象徴にもなった。なお、今後、ユースは17歳と18歳が対象になり、15歳と16歳がジュニアになる。

   


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