WBC世界Sフェザー級王者
粟生 隆寛(帝拳)

■粟生隆寛DATA
1984年4月6日生まれの27歳。千葉県市原市出身。アマ高校史上初6冠を達成。03年9月、粟生は帝拳ジムからB級デビューを果たす。デビューから13戦無敗(8KO)の白星街道を爆進。07年3月、14戦目で梅津宏治(ワタナベ)を判定で破り、日本フェザー級王座を獲得。その後、秋葉慶介(角海老)、上野則之(ワタナベ)を退けV2を成す。08年4月、JCBホールで東洋太平洋同級王者・榎洋之(角海老)と"フェザー級アジア最強決定戦"で激突。この試合はジャッジ三者がドロー、決着つかず。同年10月、粟生は世界初挑戦で、WBC世界フェザー級王者オスカー・ラリオス(メキシコ)に挑む。4回に右フックでダウンを奪うも、王者の老獪な戦いにポイントを挽回され、判定で惜敗。しかし翌09年3月、後楽園ホールでラリオスとのダイレクトリマッチが実現。
最終12回、粟生は右フックで王者からダウンを奪い、前戦の雪辱を晴らし世界王座を奪取。同年3月、初防衛戦で指名挑戦者エリオ・ロハス(ドミニカ)を迎え撃つが、無念の判定負けで王座陥落。同年12月、スーパーフェザー級に階級を上げ、フィデル・ビロリア(コロンビア)を判定で下し復帰戦を飾る。翌10年11月、名古屋日本ガイシホールで、WBC世界スーパーフェザー級王者ビタリ・タイベルト(独)に挑戦。粟生は3回、カウンターの左ストレートでダウンを奪い、判定でタイベルトを破り"世界2階級制覇"を達成。翌11年に入り、ウンベルト・グチェレス(メキシコ)、デビス・ボスキエロ(伊)を退けV2防衛中。そして12年、"Genius"粟生隆寛は、同階級に存在するもう一人の日本人世界王者と"王座統一戦"を熱望する!!
■注目試合:
08.10.16 代々木第1体育館 オスカー・ラリオス(メキシコ)戦
09.3.12 後楽園ホール オスカー・ラリオス(メキシコ)戦
09.7.14 後楽園ホール エリオ・ロハス(ドミニカ)戦
10.11.26 名古屋日本ガイシホール ヴィタリ・タイベルト(独)戦
■出世試合:
2008.4.5 JCBホール 榎洋之(角海老)戦
■戦績:25戦22勝(10KO)2敗1分
■獲得タイトル:
07.3.3 第54代日本フェザー級王座獲得
09.3.12 第40代WBC級フェザー王座獲得
10.11.26 第31代WBC世界スーパーフェザー級王座獲得
■ボクサースタイル
サウスポースタイルから放たれるカウンターの右フック・左ストレートは日本刀の如き切れ味を誇る左ボクサーファイター。世界2階級制覇を達成し、次なる戦いを目指す日本ボクシング界の新たな旗手。
■生年月日:1984.4.6.27歳
■デビュー:2003.9.6
■所属:帝拳ジム
■ニックネーム:Genius
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