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[試合結果]2013.7.28

チャベスVSサーマン

 WBA世界ウェルター級暫定王者ディエゴ・チャベス(27=亜)は27日(日本時間28日)、米国テキサス州サンアントニオのAT&Tセンターでキース・サーマン(24=米)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。80パーセントを超すKO率を誇る無敗の強打者同士の対決を制したのは――。
〇キース・サーマン(米)
 10R28秒KO
●ディエゴ・チャベス(亜)

 中間距離でパンチを交換することになったが、まずはディフェンスの巧みなチャベスが先行する。3Rには至近距離でアッパーを突き上げるなど多彩なブローを披露した。21戦20勝(18KO)1無効試合のサーマンは自慢の強打を振るものの防御されたり見切られたりするケースが多く、なかなか得意のパターンに持ち込めない。それでも一進一退の攻防のなかで中盤からは浅いながらもヒットを重ねるようになっていった。
 試合が大きく動いたのは9Rのこと。サーマンの左ボディブローが命中し、チャベスが膝をついたのだ。これで一気に均衡が破れた。 続く10R開始早々、サーマンはボディを攻めたあとで左右フックを顔面にヒット。するとチャベスは諦めたようにキャンバスに這いつくばった。レフェリーのカウントが進んでも立ち上がることはできなかった。昨年7月に手に入れた暫定王座を1年で失ったチャベスは23戦22勝(18KO)1敗。

 この日のメインでは、アンドレ・ベルト(29=米)対ヘスス・ソト・カラス(31=メキシコ/米)のNABF北米ウェルター級王座決定戦が行われた。
 戦前のオッズは3対1でベルト有利だったが、先手をとったのはカラスだった。初回に右オーバーハンドをヒットして元世界王者の膝を揺らしたのだ。2R、今度はベルトの右アッパーでカラスがふらつくなど、序盤からスリリングな展開となった。チャンスとピンチが交互に訪れる一進一退の打撃戦は5R、カラスが右アッパーでベルトをふらつかせて一歩抜け出したかと思われたが、元世界王者も巻き返し、両者とも譲らないまま11Rに突入。ここでベルトが左のボディブローで決定的なダウンを奪う。流れのうえでもポイント面でも大きな意味を持つダウンかと思われたが、最終12Rにもうひとつのドラマが待っていた。手負いのカラスが左フックをベルトのアゴにクリーンヒット、起死回生のダウンを奪ったのだ。横倒しになったベルトはカウント4で立ち上がったが足がよろけ、レフェリーは即座に試合をストップした。劇的な幕切れだった。
 NABF北米ウェルター級新王者カラスは40戦28勝(18KO)8敗3分1無効試合。直近の4試合で3敗目を喫したベルトは31戦28勝(22KO)3敗。

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