真道「プレッシャーをパワーに」

　昨年7月、米国カリフォルニアで真道ゴー(クラトキ)は、名王者と呼ばれていたWBC女子世界フライ級王者マリアナ・フアレス(メキシコ)に挑み、僅差判定で敗れ涙を呑んだ。
　海外で世界の高さを経験し、逞しさを増した真道が、新たに王者となったレナタ・セベレディ(ハンガリー)をホームリングに迎え撃ち、大勝負に打って出る。

■WBC女子世界フライ級タイトルマッチ10回戦
王者レナタ・セベレティ(ハンガリー)VS挑戦者・真道ゴー(クラトキ)
■日時:5月19日(日)
■会場:和歌山ビッグウェーブ
■お問合せ:クラトキボクシングジムTEL.073-461-3421

WBC女子世界フライ級6位
真道ゴー(クラトキ)
■2度目の世界挑戦に向け、意気込みをお願いします。
真道　地元・和歌山でタイトルマッチですからね。応援してくれる皆の前で世界に挑戦させてもらえることに、まずは感謝の気持ちで一杯です。あとは私が勝つだけです。

■昨年7月の世界初挑戦から、ボクサーとして何が成長したと思っていますか?
真道　下半身の強化ですね。専門の先生について頂いて、ハードルトレーニングなどでお尻周りを強化しました。試合後半に入っても、下半身でパンチが打てるようになった。スパーリングも色々な人に助けてもらい、トータルで150ラウンドはできたし、世界奪取の準備は万全ですよ。

■地元・和歌山で世界戦、プレッシャーはありますか?
真道　やっぱり敵地で挑戦の方が良いですけど、そんなことも言っていられない(笑)。プレッシャーをパワーに変えて、緊張も楽しみたいです。

■WBC女子世界フライ級王座奪取の自信は?
真道　当然ありますよ。チャンピオンのレナタ・セベレティを倒して勝ちます。

■ファンへメッセージをお願いします。
真道　男女関係なく、沢山の人達に「真道ゴーの試合は、会場でみたら面白い!!」と思ってもらえるように頑張るだけです。5月19日は、和歌山ビッグウェーブで応援ヨロシクお願いします。

「ボクモバの目」
　2度目となる世界挑戦、真道は地元・和歌山で緑のベルト奪取に意欲をみせる。
　低迷を続ける日本の女子ボクシング界、真道ゴーが世界タイトルを腰に巻き、人気回復の救世主となれるのか…。