世界を見据える二人

　明日の日本スーパーフライ級タイトル戦は王者・帝里木下(千里馬)と一年前に当時の日本王者で現・WBC世界王者の佐藤洋太(協栄)に挑んだ大庭健司(FUKUOKA)の次世代の世界王者候補たちによって執り行われる。22日日には神戸ポートタワーホテルにて前日計量が行われた。

■日本Sフライ級タイトルマッチ
王者・帝里木下(千里馬神戸)VS挑戦者・大庭健司(FUKUOKA)
■日時:11月23日(金)
■会場:神戸サンボーホール
■お問合せ:千里馬神戸ジムTEL.078-241-2428 FUKUOKAジムTEL.0940-43-5833

　無事計量を終えた王者に話を聞くと「体調も問題ないし明日はベストを尽くすだけ」と話すと「気負わず崩れてしまわないように。流れの中で倒せにいけたらいく。」と明日の展望を笑顔で語ると「来年は世界を狙うので、ここでつまずくわけにはいかない。しっかり勝ちたい。」と気持ちが入った。

　チャンピオン同様、一発で計量をパスした挑戦者の大庭は「風格があると思います。」と王者・帝里木下の印象を語ると「一年前は地獄を見たので、明日は天国を見ます。頑張ります。」と昨年は一歩及ばなかった日本タイトル獲得に向けて気合を入れた。

■前日計量結果
王者
帝里木下:52.1Kg

挑戦者
大庭健司:52.1Kg

※両者ともにスーパーフライ級の上限体重のリミットで計量をクリアした。