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[公開練習]2012.10.22

メキシコの強豪に要注意!!

 22日、都内・帝拳ジムで記者会見を開いたWBC世界スーパーフェザー級4位ガマリエル・ディアスが、会見終了後に集まった報道陣に向けて公開練習を行った。

■ワールドプレミアムボクシングVol.16「The REAL」
WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ
王者・粟生 隆寛(帝拳)VS挑戦者ガマリエル・ディアス(メキシコ)
■日時:10月27日(土)
■会場:東京国際フォーラム・ホールA
■お問合せ:帝拳ジムTEL.03-3269-6667
ニックネームのバナナを持って
 20日に来日したディアスであったが、移動の疲れは見られず、3ラウンドのシャドーボクシングではメキシカン独特のリズムから切れ味鋭い左フック・右ストレートを繰り出し、リングを縦横無尽に動き、コンディションの良さをうかがわせた。
ガマリエル・ディアス
 モラレストレーナーとのミット打ちでは、巧みな左リードを中心に左右に動き、固いブロックから素早いリターンの左フック・右ストレート・右アッパーを打ち込み、終始一定の距離を保ち続けていた。
 ミット打ちでは、ディアス自身が得意パンチと語る"左フック"は破壊力充分であり、右ストレートも伸びがあり、一撃で相手をキャンバスに沈める威力を宿していた。
田中繊大氏
 ディアスの練習に鋭い視線を送っていた粟生隆寛のトレーナーを務める田中繊大氏は「難しいボクシングスタイルですよね。身体をしならせて、グニャグニャしていて戦いづらい感じ。ディアスが変なリズムで打ってくるので、粟生が相手のリズムに巻き込まれないこと。そうなるとグダグダの展開になり、空回りしてしまう」と挑戦者のリズムに警戒心を募らせた。
メキシコの強豪
 ここまでキャリア47戦を誇る"メキシコの強豪"ガマリエル・ディアスは、粟生の腰からタイトルを奪うべく既に準備万端であり、あとはリングに上がるだけである…。

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