12連続KO勝ちなるか?

　6日に後楽園ホールで行われる日本ライト級タイトル戦のアンダーカードに登場する日本ライト級8位の土屋修平(角海老)は、目下、デビュー戦から11戦連続KO勝利中。先月28日にはOPBFライト級タイトル戦が開催され、王者・荒川仁人(八王子中屋)が三垣龍次(M・T)の挑戦を退け、後楽園ホールは大いに盛り上がった。今ファンの注目を集めるライト級戦線にあって、新鋭の土屋修平には更なる躍動を期待する。

　今回の土屋戦は62kg契約で行われる。前日計量の結果は土屋修平が61.7kgに対し、サワット・ウォースラポン(タイ)は61.4kg。

　いつもKOを狙って戦っていると話す土屋は明日の試合に関して「チャンスがあればKOを狙っていく。2・3ラウンドで倒したい。」と余裕を見せた。

　対戦相手のサワットはバンコク出身の31歳。ピアノ教師からボクサーになったという経歴を持つボクシング歴4年の選手。体重調整のために体を動かしていたが、リズム感のよさが際立った。土屋に関する情報は持っていないとのことだが、調整は順調とのこと。11連続KO勝中という土屋の成績を聞かされると「勝つ自信は少しかな」と笑顔で答えた。タイ人選手特有の筋肉質の上半身と抜群のリズム感を見る限りではあるが、連勝連続KOボーイ土屋といえども侮ると危険な相手といえる。