今年は但馬ミツロの本番の年

　ヘビー級の日本チャンピオン但馬ブランドン ミツロ(KWORLD3)が6日、エディオンアリーナ大阪でノンタイトル戦に臨んだ。ABEMAのボクシングチャンネルでライブ配信された「3150 FIGHT Vol.4」。衝撃が会場を襲った。

　右フック一発で試合を決めた但馬は「次の自分のステップをお見せできる相手ではなかった。去年がリハビリ。ここからが本番」と、世界戦線に参入することを目標とした。その上で、元ヘビー級ボクサーの藤本京太郎氏を引き合いに「チャンスが来た時に掴みます。いつもありがとうございます」と気持ちを強く持った。

　「フレームの大きい選手と、本番でやってみたい。ちっちゃいやつが大っきいやつを倒す、面白いことが見せられると思います」。今年の抱負を語って会見を終えた。

　但馬と対戦したスタット・カラレッタ(タイ)は、「一生懸命やったが、相手がすごく大きかった。パンチ力がすごくあって、パンチが重かった。フックが強かった」と試合を振り返り、「素晴らしい興行だと思いました」と、3150 FIGHT 興行に参加できたことを喜んだ。