激アツ! 大阪決戦!

　WBA(世界ボクシング協会)バンタム級8位の石田匠(31=井岡)が10日、大阪市内の関西JBC事務局で前日計量に臨んだ。

　石田は、明日(11日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「岩伸グループ駅近ドットコムpresents井岡ジム大成ジム合同興行THE HEAT 三田から世界へ20」のメインイベント、バンタム級8回戦でフィリピン同級5位のロニー・バルドナド(26=比)と対戦。試合の模様は、テレビ大阪YouTubeチャンネルで、17時半からライブ配信される。

　石田は、バンタム級リミットちょうどの53.5�s、バルドナドは、600gアンダーの52.9�sでクリアした。

　大成ジム期待のホープ、尾崎優日(19=大成)は、フィリピン・ミニマム級7位のクライデ・アザルコン(27=比)と、ライトフライ級6回戦で激突する。

　プロ2戦目に臨む尾崎は、ライトフライ級リミットちょうどの48.9�s、アザルコンは、900gアンダーの48.0�sでクリアした。電話取材に応じた尾崎は「相手を見て『やってやるぞ!』と闘志に火がついた。KOは意識していないが、スピードと引き出しにあるものを出したら、自然と倒れる」と自信を示した。

　セミファイナルでは、スーパーフェザー級8回戦で元日本ユース・フェザー級王者の松岡輝(27=大成)と菅原秀馬(27=市野)が拳を交える。

　約3年1ヶ月ぶりにカムバックする松岡は、スパーフェザー級リミットを200g下回る58.7�s、再起戦に臨む菅原は、400gアンダーの58.5�sで計量を終えた。