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[ニュース]2021.1.19

ストロング小林佑樹が引退を表明

 前WBOアジアパシフィック・バンタム級王者のストロング小林佑樹(29=六島)が19日、引退する意向を示したことがわかった。大晦日に大田区総合体育館で元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(25=AmbitionGYM)と対戦し、5回KO負けで王座から陥落した。
 電話に取材に応じた小林は、これまでのボクシング人生を振り返り関係者に感謝の気持ちを言葉にした。
生涯戦績:25戦16勝(9KO)9敗
やり切った!
 「年齢のこともあるし、これからは覚悟を持ってリングに上がることができないと思った。この気持ちでリングに上がってはダメ。悔いを残さず練習して試合に臨んだのでスッキリしている。今はゆっくりしたい」と思いの丈を口にした。
ベストバウトは2018年7月マレーシアでのKO勝ち
 小林自身が選んだベストバウトについては、2018年7月にマレーシアで現WBO世界バンタム級9位のビンセント・アストロラビオ(23=フィリピン)に4回TKO勝ちした試合を挙げた。フィリピンの強豪を倒した小林は「3回目の海外遠征でやっと勝つことができた。試合後は知らない人にもおめでとう、と言ってもらえたのを覚えている」。
強豪王者を撃破しベルトを巻いた
 筆者は、奇策がズバリとハマりWBOアジアパシフィック王座を獲得したベン・マナンクィル(フィリピン)戦を挙げるのかと思ったので、いささか驚いた。小林は「栗原選手(栗原慶太=一力)との王座決定戦で負けた次の試合ですぐにチャンスをいただいたので、もちろんベルトを獲った嬉しさもあったが、ホッとした気持ちの方が大きかった」と当時の心境を振り返った。
山あり谷ありのボクシング人生だった
 小林は、敗戦を肥やしに勝ち上がった"雑草魂"という言葉が似あうボクサーだった。「最初は趣味で始めたボクシングでアマチュア経験もなく練習嫌いだったが、武市さん(武市晃輔チーフトレーナー)に鍛えてもらい、会長には何度もチャンスをもらった。六島ジムだったからこそチャンピオンになることができた」と何度も感謝の言葉を繰り返した。
おつかれさまでした
 「25戦してたくさんの人に応援してもらって本当に嬉しかった。ボクシングで培った経験を活かしこれからの人生を歩んでいく」と今後は就職し、新たな生活をスタートさせる。
 決して器用なタイプではないが、豊富な練習量で得たスタミナと手数と気持ちの強さを武器に心を揺さぶる試合を見せた選手だった。
 チャンピオンになっても謙虚な姿勢を崩さず、強さに貪欲で誠実な人柄は誰からも好かれた。第二の人生を歩み始めた小林の活躍に期待したい。

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