山下賢哉は次もKOで決勝戦に突き進む

　「GOD'S LEFTバンタム級トーナメント」準決勝に出場する日本バンタム級6位の山下賢哉(23=JB SPORTS)が決勝進出に向けて精力的に汗を流している。11月9日(土)に後楽園ホールで開催される「DANGAN229」で日本スーパーフライ級18位の堤聖也(23=角海老宝石)と対戦する山下に都内の所属ジムで話を聞いた。連続KO勝利を目指す山下は、「お客さんが見ていてわかりやすい結果で終わらせる」と自信を示した。

　山下は7月に行われた1回戦で相川学己(26=三迫)に左フックを炸裂させて2回KO勝ち。「もっとパンチが当たらない展開をイメージしていたが、向かい合ってみて、強引にいけばいつでも倒せると感じた。力の差を感じた」と試合を振り返ると、「相手の試合映像は見ていないが、どんな選手かは聞いている。自分は勝ちも負けもKOなのでもちろん次も倒しにいく」と拳を握った。

　同日に行われる反対ブロックの南出仁(24=セレス)対中嶋一輝(26=大橋)の結果が気になるという山下は、「多分、中嶋選手が勝ち上がってくるのではないか」と予想した。