E&jカシアスジムの15周年記念大会が開催

　神奈川県横浜市中区にジムを構えるE&Jカシアスジムが31日、横浜港にある大さん橋ホールでジム設立15周年記念大会を開催。同ジム所属でOPBF東洋太平洋ミニマム級王者の小浦翼が同級13位のリト・ダンテ(比)を迎えての4度目の防衛戦をメインに、カシアス内藤会長の次男・未来のライト級6回戦がセミファイナルに組まれ、計6試合が行われた。

　記念セレモニーではカシアス会長が挨拶に立ち、「横浜で生まれ育った僕は、日本ボクシング発祥の地でもある横浜でイベントをやるのが夢でした」と地元のボクシングファンに感謝を述べた。

　また、セミファイナル前には会長の長男でOPBFスーパーライト級王者の内藤律樹が、元WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の近藤明広(一力)と2ラウンドのスペシャルスパーリングを披露し、記念大会に華を添えた。

　今年2月のIBF世界同級挑戦者決定戦に敗れ世界から遠ざかった近藤は、世界再挑戦を目指し7月に復帰予定と明かし、内藤もリング上で「絶対に世界へ羽ばたく」と誓った。