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[試合後談話]2018.12.3

東西ホープ対決! 来年の飛躍につなげたのは…

 前日本ユース・フェザー級王者で日本同級12位の溜田剛士(25=大橋)と元WBCユース・バンタム級王者で日本スーパーバンタム級9位の丸田陽七太(21=森岡)が3日に後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.66」のセミファイナル、フェザー級10回戦で激突した。勝って来年のタイトル挑戦に弾みをつけたのは――。
丸田が倒した!
 序盤は長身の丸田がジャブを飛ばしながら右につなげるのに対し、溜田は踏み込んで右フックを狙う形でスタート。丸田は強引に前に出る溜田の攻撃をかわすとカウンターを決めた。リズムに乗った丸田は左を軸に的確にパンチを当ててペースを掌握。5回、丸田は右ストレートで顔を弾くと、ワンツーの連打でダウンを先取。再開後はパンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。
後楽園ホールで勝つことができてうれしい
 大勢の記者に囲まれて会見に臨んだ丸田は、「相手のパンチをもらうとペースを取られるので、常に動くことを意識した。苦手なロードワークも会長が付き添ってくれたおかげでスタミナにも問題がなかった。いつもは効かせても流れの中で倒せたら良いと思っていたが、スタミナに自信があったので一気に攻めた」と喜びに浸った。
2019年はさらにレベルアップする!
 フェザー級で戦えることを証明した丸田は、「階級を上げて力強さが増したと思う。ただ、これに満足することなく足の強さを身につけたい」と気を緩めることはなかった。
相手が上手かった
 一方、連勝が5でストップした溜田は、「調子も良かったしスタートは手応えがあったが、距離が遠かった。結果が出てしまったので仕方がない」と唇を噛んだ。
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