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[前日計量]2017.6.29

明日、初タイトルをかけて激突!

 日本ウェルター級暫定王座決定戦の前日計量が29日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、日本同級1位の坂本大輔(35=角海老宝石)と2位の川崎真琴(33=RK蒲田)が顔を合わせた。試合は明日、後楽園ホールで開催される「角海老ボクシング」のメインイベントで行われる。
500人の応援団の声援を背に戦う
 デビュー10年目で初のタイトルマッチを迎える坂本はリミットちょうどの66.6kgでパス。4月に有川稔男(川島)に挑戦する予定だったが、有川が怪我をしたため中止となり、暫定王座が設けられた。「やっときたチャンス。4月の試合がなくなり、一旦モチベーションが下がったがすぐに持ち直した。勝つイメージはできている」と笑顔を見せた。
 明日は拓殖大の先輩である元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)、同じく拓殖大の後輩の前IBF世界ライトフライ級王者八重樫東(大橋)、習志野高校の後輩で元WBC世界ライトフライ級王者の木村悠(帝拳→引退)と元2階級制覇王者の粟生隆寛(帝拳)が応援に来るという坂本。「アマチュア時代も国体決勝戦で負けたりとタイトルに縁がなかった。明日はKOで判定でも明確に勝つ」と拳を握った。
対策はバッチリ
 一方、川崎は100gアンダーの66.5Kgで秤を降りた。キックボクシングからボクシングに転向後、5年目で晴れ舞台に立つ川崎は「タイトルという重圧や不安があったが、坂本選手を倒せばいろいろとついてくるので、(タイトル戦ということを)考え過ぎずに戦いたい」と静かに闘志を燃やした。坂本の印象を「パンチはあるが、上手さはないのでそこを突きたい。あとはやるしかない」とコメント。RK蒲田ジム初のチャンピオンを目指す。

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