日本人初の親子二代世界王者を目指す

　岐阜市内の中京高等学校で12日、元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長の長男、畑中建人(18=中京高校3年)が松田ジム主催の「SUPER FIGHT.51」のセミファイナルでプロデビューすることが発表された。初陣を迎える11月27日(日)は、父の清詞氏と同じプロデビュー日とのこと。刈谷市あいおいホールにGO!

　会見の冒頭、中京高校松下邦夫校長から「この度、本校の畑中建人がプロデビューすることが決まり、発表会見を行うこととなりました。本校の卒業生で日本人最速世界王者になった田中恒成(21=畑中)に続き、日本初の親子世界王者を目指していきますのでどうぞ応援よろしくお願いいたします」と挨拶した。

　続いて畑中清詞会長は「お忙しい中お集まり下さいましてありがとうございます。11月27日にデビューすることになりました。この日は32年前に私が享栄高校3年の時にデビューした日でもあります。32年ぶりに素晴らしい試合ができますよう建人共々日々練習に励んでいるので多数のご来場よろしくい願いします」と語った。

　最後に畑中建人は「デビュー戦に関しては不安もありますが、楽しみが大きいです。畑中ジムは今は林翔太先輩がチャンピオンですし、とても良い環境だと思います。あとは自分が頑張りだけですね。魂がお客さんに伝わるようなボクサーを目指していきたいと思います」と落ち着いた様子で語った。